かさこ塾でとことん「ダメ出し」 他者目線を仕込まれる 

2019年8月8日

7月から、好きを仕事にする大人塾「かさこ塾」に通っている。
これまでに、1分間自己紹介やプロフィール書き出し、自分史の書き出し、
他人のために提供できるものの棚卸し、名刺作りなどに取り組んだ。
私は、これまでに源光寺パンフレットの作成やホームページ並びにFacebookの立ち上げなど、
広報活動には大いに力を入れてきたわけだが、
今回かさこさんの丁寧な添削を受けることで、
「いかに他者目線に欠けていたか、つまり自己満足で終わっていたか」が、よくわかった。
 
 今日はその3回目。手作りの名刺を持参して受講生が互いに「ダメ出し」を行った。
27名それぞれからの「ダメ出し」はドキドキしたが、うなずかされることが多かった。
このブログを読んでくださっているあなたにも「ダメ出し」をしていただきたい。 

 これまでお坊さんという立場は、「ダメ出し」をされることはほとんどなかったように思う。
多くの場合、お葬儀やご法事という特別な時にしか接触することがないから、
良くも悪くも別世界の人と受け止められ、多くの人は僧侶に対して、
「お経を読む人」「お寺に住んでいる人」「何をしているか考えたこともない」などととらえている。
だから、僧侶に対する期待もなければ、「ダメ出し」もない。自分とは関係ない存在と思っている人が多いようだ。
 一方、日頃から関わりの多いご門徒(=檀家)さんからは、
僧侶に対する遠慮があって「ダメ出し」が届かない。
このように、どこからも「ダメ出し」のないまま年月を重ねてしまうと、
まあまあ役割を担えているような錯覚に陥ってしまう。
まさに私が、その本人だったのだ。
 
 今回「かさこ塾」という異業種交流の学びの場に身を置くことで、
客観的に私という存在を見てもらえて、とても貴重な体験になった。
 さらに、この名刺を通して、「絵本を読むお坊さん」という点は、
受講生の皆さんに興味をもってもらえたけれど、
もう一つの「仏さまの教えを通してあなたが幸せになる道を届けます」という点には、
ほとんど反応が返ってこなかったことも、驚きの体験となった。
かさこ塾https://kasako.jp/

■絵本のお坊さん問い合わせ先 
 名前:福間玄猷(ふくまげんゆう)
 住所:広島県三次市西酒屋町甲156 源光寺内
 電話:0824-63-5906
 メール:gfukuma@agate.plala.or.jp
 ホームページ:http://www.genkouji.com/
 Facebook:https://www.facebook.com/gfukuma

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投稿者について

福間 玄猷

1971年生まれ。本願寺派布教使・源光寺第14代住職 別名「絵本のお坊さん」 大阪府茨木市出身。平成8年三次市・源光寺へ入寺。《様々な経験を持った人々が集い、信頼できる温かなつながりを育む》そのような交流館を目指して、赤ちゃんからご年配の方まで世代を超えた活動を続けている。寺院や福祉施設はもちろん、各地の学校や保育所、コミュニティーセンター・いきいきサロンなどに招かれ、「いのち・こころ・真実を見つめる」ご法話や講演を重ねている。また、「子育て支援」「アドバンスケア・プランニング」「グリーフケア」を柱にした研修会も好評。子どもたちと富士山登山を3度完遂。グリーフケアアドバイザー1級/発達障害コミュニケーション初級指導者/つどい・さんあい 運営委員

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