一人ひとりが主人公 少子・高齢・過疎のこれから

2019年9月28日

お寺の役員会での住職挨拶です。

「私たちの日本は、世界で最も速いスピードで少子・高齢・過疎社会となっています。
中でも県北はその最先端です。
少子・高齢・過疎社会とは、単に人口が少なくなるという話ではありません。
たとえば、教育・福祉・介護・地域づくり・防災などについて、
これまでのように専門家・専門職・団体役員に任せてすむという時代は終わりました。
度重なる災害とその後の復旧・復興からもわかるように、
地域住民それぞれが主人公となって取り組み、
それぞれの得意分野を持ち寄って地域を担っていかねばならないという大転換を意味しています。
私たち門信徒会の活動が、単に源光寺の活動を支えるという狭い範囲にとどまるものではなく、
酒屋地域そして三次へとの波及効果が広がることを思いながら、お力添えをいただければ幸いです」

 世界各地の情報が簡単に手に入るようになり、
誰もが様々な出来事を評論家のように分析することができるようになりました。
しかし、それぞれが評論家で終わってはなりません。
最も大切なことは、「本当はどうありたいか」という願いを大切にし、
その願いをもとに、様々な制約がある中でも一つ一つの課題に力を合わせて取り組み、
次世代へつないでいくということです。
これまでの人類の長い歴史を学び、大切なことは受け継ぎ、
失敗は繰り返さず、変えなければならないものは工夫をするという行動が不可欠ということです。
まさに、不易流行の実践が私たちの勤めなのです。

■絵本のお坊さん問い合わせ先 
 名前:福間玄猷(ふくまげんゆう)
 住所:広島県三次市西酒屋町甲156 源光寺内
 電話:0824-63-5906
 メール:gfukuma@agate.plala.or.jp
 源光寺ホームページ:http://www.genkouji.com/
 Facebook:https://www.facebook.com/gfukuma
 絵本のお坊さんブログ:http://genkouji.com/blog/
 YouTube動画:NO.1 2019源光寺サマースクールの一コマhttps://www.youtube.com/watch?v=nGl8akzD2gQ&t=48s

■絵本のお坊さんが出来ること。
1.仏さまのお話(=ご法話の会) ご依頼の場所へ出向き、
                  人生の確かなよりどころとして仏さまのお話しをします。
2.絵本の読み語り ご希望の場所に出向き、年齢にあわせた読み語りをします。
3.悩み事相談 人生・子育て・孫育て・人間関係・仏事などのご相談をお受けします。
4.お寺での楽しい行事をご紹介します。-門信徒会・仏教婦人会・お寺の子ども会などで、
                      新たな出会いと学びが広がります。
5.お坊さんとのコラボをお受けできます。お坊さんとの化学反応を楽しみませんか。
6.お寺という宗教空間をお貸しできます。深い気づきや発見があるでしょう。
7.お寺でのボランティアをご紹介します。
8.お墓の相続に関するご相談もお受けします。

投稿者について

福間 玄猷

1971年生まれ。本願寺派布教使・源光寺第14代住職 別名「絵本のお坊さん」 大阪府茨木市出身。平成8年三次市・源光寺へ入寺。《様々な経験を持った人々が集い、信頼できる温かなつながりを育む》そのような交流館を目指して、赤ちゃんからご年配の方まで世代を超えた活動を続けている。寺院や福祉施設はもちろん、各地の学校や保育所、コミュニティーセンター・いきいきサロンなどに招かれ、「いのち・こころ・真実を見つめる」ご法話や講演を重ねている。また、「子育て支援」「アドバンスケア・プランニング」「グリーフケア」を柱にした研修会も好評。子どもたちと富士山登山を3度完遂。グリーフケアアドバイザー1級/発達障害コミュニケーション初級指導者/つどい・さんあい 運営委員

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA