私も登れた!! 源光寺サマースクール富士山登山 

2019年10月8日


*写真は2度目2014年富士山登山の一コマ

▼2009年日々雑感(毎月のお寺のお便り)に加筆
 
 折り紙博物館館長・赤木賢治先生(広島県三次市)からアイデアをいただき3年間
構想を温めていた「源光寺サマースクール富士山登山」。
2008年にはその下見を兼ねて、君田村塾の皆さんと富士山に登りました。
ただ、前回のような一参加者とは違い、今回は引率者ですから様々な状況を想定しながら、
綿密な準備を整えなければなりません。
子どもを連れての富士山登山は、素人が単なる思いつきで成功できるほど簡単なものではありません。
広島山岳連盟(=当時)・松島宏さんとのお出会いによって
その計画が本格的なものとなり、十方山・吉和冠山など計5回の地元でのトレーニングや
事前説明会など綿密な打ち合わせを重ねました。
出発前には、富士山での落石や北海道での遭難が報道され、安全面などを含めた緊張も自ずと高まりました。
 
 8月2日、27名の不安や期待を乗せたバスが三次を出発しました。
長梅雨と天候不順の影響で、静岡は大雨でした。明日の行程変更も考慮しながら、
5合目の「静岡県立富士山麓山の村」に到着しました。
持ち物の最終チェックや諸注意・班編制の確認などを済ませ、高まる胸を押さえて就寝。
 
 その翌日は・・・、五合目から山頂を眺めることができるほどの晴天でした。
9時頃から登り初めた一行は、孫との思い出に参加された70代の方が自分の体調を的確に判断し、
途中7合目で下山されました。その他のメンバーは、高山病で頭痛や吐き気などに襲われながらも、
昼の2時頃には山頂に到着しました。
山頂では、三次から持参してきた「カープ・梵選手(=当時)のTシャツ」と一緒に記念撮影。
いよいよ下山です。山登りは下りの方がケガや事故が起こりやすいので、
ますます気を引き締めるのですが、岩だらけの道ですから大変です。
疲労からくる転倒やねんざに注意しながらの下山です。山の天気は変わりやすいものですが、
今回は雨も降らず、雷や天候の急変もなく、周囲が暗くなるまでに無事に下山することができました。
 
 最終日8月3日は、確かな達成感とさわやかな空気に促されて、目が覚めました。
皆で宿舎の清掃・朝食・記念撮影をして、山の村を出発しました。後
は、君田交通・森さんの運転してくださるバスに乗って帰るばかりとなりました。
バスの中は、賑やかに談笑する子どもたちと疲れて眠る大人の方の姿が見受けられ、
これも富士山登山が無事に成し遂げられたからだと感慨に浸っていました。
全てのことが、一人ひとりのがんばりと仏・祖のご加護と心から感謝しました。
予定通りの夜8時には源光寺に到着し、目に涙を浮かべながらわが子との対面をする保護者の皆さんの姿も印象的でした。
ようやく今年の大行事が終わりました。
 
 これまで源光寺サマースクールでは、高谷山・三瓶山・大山・白木山と二年ごとの登山を重ねてきました。
登山は、登り切るという本人の覚悟・それを支える仲間・先人の的確なアドバイスが整って
初めて成し遂げることが出来るものです。
この度、富士山登山に挑戦した子どもたちは、様々な不安や葛藤を抱えながら頑張りました。
あえて困難に挑戦し、それを皆の力でやりきった達成感や思い出を胸に、
それぞれの人生をたくましく生き抜いてほしいと思っています。
多くの方々にアドバイスや励ましの声をいただき、帰ってからも、
「無事でよかったですね」と我が事のように喜んでくださる方が多く、私までうれしくなりました。

 もともと小児麻痺を抱えているため運動が苦手(しかも内向的)で、
自分が山歩きをするなどとは全く考えたことはありませんでした。
もし、源光寺サマースクールをしていなかったら、一生山歩きには縁がなかったでしょうし、
富士山登頂も絶対にあり得なかったことです。しかも3度(この5年後に再登頂成功!)も。
でも、いろんな出会いとつながりが恵まれることで、子どもたちとすばらしい思い出を分かち合うことができました。
 
 今では、源光寺山歩きの会を結成し、地元の山歩き(年3回・計10回)を通して、
世代を超えた出会いやつながりを楽しんでいます。

人生って、本当に不思議なものですね。

■ご紹介
広島登山研究所ホームページ
http://www.ccv.ne.jp/home/hirotoken/staff/staff.html
■絵本のお坊さん問い合わせ先 
 名前:福間玄猷(ふくまげんゆう)
 住所:広島県三次市西酒屋町甲156 源光寺内
 電話:0824-63-5906
 メール:gfukuma@agate.plala.or.jp
 源光寺ホームページ:http://www.genkouji.com/
 Facebook:https://www.facebook.com/gfukuma
 絵本のお坊さんブログ:http://genkouji.com/blog/
 YouTube動画:NO.2 2012源光寺トーク&ライブ一期一会10周年:https://www.youtube.com/watch?v=_MM4cXzNh9Y&t=1s

■絵本のお坊さんが出来ること。
1.仏さまのお話(=ご法話の会) ご依頼の場所へ出向き、人生の確かなよりどころとして仏さまのお話しをします。
2.絵本の読み語り ご希望の場所に出向き、年齢にあわせた読み語りをします。
3.悩み事相談 人生・子育て・孫育て・人間関係・仏事などのご相談をお受けします。
4.お寺での楽しい行事をご紹介します。-門信徒会・仏教婦人会・お寺の子ども会などで、新たな出会いと学びが広がります。
5.お坊さんとのコラボをお受けできます。お坊さんとの化学反応を楽しみませんか。
6.お寺という宗教空間をお貸しできます。深い気づきや発見があるでしょう。
7.お寺でのボランティアをご紹介します。
8.お墓の相続に関するご相談もお受けします。
9.仏教入門講座をおすすめします。仏教の教えや作法のイロハから,わかりやすくお話しします。

投稿者について

福間 玄猷

1971年生まれ。本願寺派布教使・源光寺第14代住職 別名「絵本のお坊さん」 大阪府茨木市出身。平成8年三次市・源光寺へ入寺。《様々な経験を持った人々が集い、信頼できる温かなつながりを育む》そのような交流館を目指して、赤ちゃんからご年配の方まで世代を超えた活動を続けている。寺院や福祉施設はもちろん、各地の学校や保育所、コミュニティーセンター・いきいきサロンなどに招かれ、「いのち・こころ・真実を見つめる」ご法話や講演を重ねている。また、「子育て支援」「アドバンスケア・プランニング」「グリーフケア」を柱にした研修会も好評。子どもたちと富士山登山を3度完遂。グリーフケアアドバイザー1級/発達障害コミュニケーション初級指導者/つどい・さんあい 運営委員

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