住職の一番の喜びは

2019年12月8日

 住職の一番の喜びは、お寺にお参りくださった方々と共にご法話を聞く(=聴聞する)こと。
特に今回は、お寺のご法座に初めてお参りくださった方が2人もおられて、今年の最高の喜びとなった。
 
 一年の締めくくりである報恩講法座には、
福山市から、大ベテランでいらっしゃる岡部正顕先生にお越しいただいた。
演歌や恩徳讃を例にし、「親鸞は弟子一人も持たず候」という言葉に基づきながら
「みんな同じ(阿弥陀仏の念仏に集う)仲間である」
という浄土真宗の教えの要をお話しくださる。
さらに、「私一人一人を案じて、じっと座ってはいられない」
阿弥陀仏の立ち姿とそのお心を紹介してくださった。
節談説教にも造詣の深い先生でいらっしゃるので語り口もメリハリがあり、
日常の身近な一コマにユーモアを交えてのご法話で、とても印象深かった。
 お昼は、精進料理のお斎を60人分ご用意をさせていただいた。
この度は当番の仏教婦人会の方に、料理の盛りつけ・配膳・後片付けなどを手伝っていただいた。
このお斎を楽しみにお参りくださる方も多く、
ご講師の岡部先生からは、「こんなに手の込んだお斎は食べたことがない。
今まで寄せていただくお寺さまでは最高だ」と、もったいないほどのお褒めの言葉をいただいた。
 休憩時間には、北海道胆振・東部地震復興支援の一環で北海道物産展を開催した。
昨年同様多くの方がご協力をいただき、完売となった。
「来年もやってほしい」「帰って食べたら、とてもおいしかった」などのお声をいただいた。
加えて、台風19号復興支援のために長野県のお寺さまを通じて取り寄せたりんごを、
参詣の皆さまにプレゼントさせていただいた。
今後も、離れてはいても心を通わせあえる私たちでありたいと思っている。

■絵本のお坊さん問い合わせ先 
 名前:福間玄猷(ふくまげんゆう)
 住所:広島県三次市西酒屋町甲156 源光寺内
 電話:0824-63-5906
 メール:gfukuma@agate.plala.or.jp
 源光寺ホームページ:http://www.genkouji.com/
 Facebook:https://www.facebook.com/gfukuma
 絵本のお坊さんブログ:http://genkouji.com/blog/
 YouTube動画:NO.1 2019源光寺サマースクールの一コマ
          https://www.youtube.com/watch?v=nGl8akzD2gQ&t=48s

■絵本大好き住職が出来ること。
1.仏さまのお話(=ご法話の会) ご依頼の場所へ出向き、人生の確かなよりどころ
  として仏さまのお話しをします。
2.絵本の読み語り ご希望の場所に出向き、年齢にあわせた読み語りをします。
3.悩み事相談 人生・子育て・孫育て・人間関係・仏事などのご相談をお受けします。
4.お寺での楽しい行事をご紹介します。-門信徒会・仏教婦人会・お寺の子ども会
  などで、新たな出会いと学びが広がります。
5.お坊さんとのコラボをお受けできます。お坊さんとの化学反応を楽しみませんか。
6.お寺という宗教空間をお貸しできます。深い気づきや発見があるでしょう。
7.お寺でのボランティアをご紹介します。
8.お墓の相続に関するご相談もお受けします。
9.仏教入門講座をおすすめします。仏教の教えや作法のイロハから、
  わかりやすくお話しします。

投稿者について

福間 玄猷

1971年生まれ。本願寺派布教使・源光寺第14代住職 別名「絵本のお坊さん」 大阪府茨木市出身。平成8年三次市・源光寺へ入寺。《様々な経験を持った人々が集い、信頼できる温かなつながりを育む》そのような交流館を目指して、赤ちゃんからご年配の方まで世代を超えた活動を続けている。寺院や福祉施設はもちろん、各地の学校や保育所、コミュニティーセンター・いきいきサロンなどに招かれ、「いのち・こころ・真実を見つめる」ご法話や講演を重ねている。また、「子育て支援」「アドバンスケア・プランニング」「グリーフケア」を柱にした研修会も好評。子どもたちと富士山登山を3度完遂。グリーフケアアドバイザー1級/発達障害コミュニケーション初級指導者/つどい・さんあい 運営委員

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA