仏典童話紙芝居がきっかけで 若者と盛り上がった

2019年12月13日

 報恩講参りが続いている。ご法話に組み入れているのは、
仏典童話「アマリリスのような女の子」である。
これを紙芝居にして披露した後、私なりの解説を入れる。
絵本や紙芝居は、本来読みっぱなしと習っている。
聞き手が自由に、そのお話の世界を冒険できるようにするためとも学んだ。
ただ、長年この取り組みを続けていく中で、
「このお話が何を言っているのか、わからない」「解説が聞きたい」という声も多く、
解説なしでその後の感想を聞いてみると、全く反対の意味で受け止めている場合も多いことに気づいた。
だから、ご法話として組み入れる場合は、解説を入れるようになった。
その上で、皆さんの感想も聞かせていただいている。
今日も報恩講参りのお宅で、
若者「この紙芝居を聞いたら、かつて見た動画(下に添付)を思い出しました」
私「あ!その動画はおれも見たことがあるよ」
といって、30代の若者と話が盛り上がった。
さらに、「玄猷さん、この動画には元になったエピソードもあるんですよ」
とも教えてくれた。最後には、「これ紙芝居は、続編も気になりますね」ともつぶやいてくれた。
とてもうれしかった。
 
 ご法話については、これまでなかなかご門徒さんの感想を聞くチャンスもなく、
一方通行で終わってしまっていたが、絵本や紙芝居になると敷居が低くなるのか、
読み語りの後にいろんな声を聞かせていただける。
その一言一言が、私にとってはとても勉強になっている。
また、次なる作品の創作意欲もかき立てられるのである。
来年を目安にアマゾンの電子書籍で出版出来たら、おもしろくなるぞ。

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■絵本のお坊さん問い合わせ先 
 名前:福間玄猷(ふくまげんゆう)
 住所:広島県三次市西酒屋町甲156 源光寺内
 電話:0824-63-5906
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 YouTube動画:NO.1 2019源光寺サマースクールの一コマ
          https://www.youtube.com/watch?v=nGl8akzD2gQ&t=48s

■絵本大好き住職が出来ること。
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  として仏さまのお話しをします。
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  などで、新たな出会いと学びが広がります。
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9.仏教入門講座をおすすめします。仏教の教えや作法のイロハから、
  わかりやすくお話しします。

投稿者について

福間 玄猷

1971年生まれ。本願寺派布教使・源光寺第14代住職 別名「絵本のお坊さん」 大阪府茨木市出身。平成8年三次市・源光寺へ入寺。《様々な経験を持った人々が集い、信頼できる温かなつながりを育む》そのような交流館を目指して、赤ちゃんからご年配の方まで世代を超えた活動を続けている。寺院や福祉施設はもちろん、各地の学校や保育所、コミュニティーセンター・いきいきサロンなどに招かれ、「いのち・こころ・真実を見つめる」ご法話や講演を重ねている。また、「子育て支援」「アドバンスケア・プランニング」「グリーフケア」を柱にした研修会も好評。子どもたちと富士山登山を3度完遂。グリーフケアアドバイザー1級/発達障害コミュニケーション初級指導者/つどい・さんあい 運営委員

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