思いがけない悲しみから立ち上がる姿に 力をもらう

2019年12月18日

ここ数年我が国では、大きな災害が続いている。
例えば、過去5年間における激甚災害指定(内閣府)は全国で20件を超えており、
その多くが未だ復興途上にある。既に起こってしまった災害はどうすることも出来ない。
しかし、その後の復興がどのような道筋で進んでいくのかが、現地の方のみならず、
災害大国日本に生活をしている私たちにとっては、他人事ではない。
さらには、
被災した一人一人からつぶやかれる悲しみ・苦しみに、少しでも心を寄せること。
離れた者として、どんな支援が出来るかを模索し続けること。
悲しみ・苦しみから立ち上がり再び歩み出そうとする現地の方々から、学ばせていただくこと。
このことを大切にしたいと思っている一人である。

 今日は地元紙でうれしい報道があった。2020年東京オリンピックの、
聖火リレーについてである。
聖火リレーのメンバーとして選ばれた中に、ある中学生の姿があった。

「自分が住んでいる小屋浦が被災して、自分の家も車とかいろんなものが流されて、
小屋浦はすごい被害があって、その街を元気づけたいと思ったので応募した。」
(坂中1年 山下蒼太さん)

小屋浦地区は、昨年の西日本豪雨で甚大な被害を受けた地域であり、
私もご門徒さんと一緒に復興支援ボランティアとして駆けつけた地域であった。
あれ以来、その後の復興の様子も気になっていたため、
なおさらうれしい記事として読ませてもらった。

思いがけない悲しみから立ち上がろうとする彼らの姿に、
大人である私は大きな勇気をいただいた。
だからこそ、彼らのような純粋な気持ちを大切に育てていける大人が、
一人でも増えてくださればと願っている。

■ご紹介:聖火リレー 広島・坂町で被災 中学生が意欲
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20191218-00416800-rccv-l34

■絵本のお坊さん問い合わせ先 
 名前:福間玄猷(ふくまげんゆう)
 住所:広島県三次市西酒屋町甲156 源光寺内
 電話:0824-63-5906
 メール:gfukuma@agate.plala.or.jp
 源光寺ホームページ:http://www.genkouji.com/
 Facebook:https://www.facebook.com/gfukuma
 絵本のお坊さんブログ:http://genkouji.com/blog/
 YouTube動画:NO.1 2019源光寺サマースクールの一コマ
          https://www.youtube.com/watch?v=nGl8akzD2gQ&t=48s

■絵本大好き住職が出来ること。
1.仏さまのお話(=ご法話の会) ご依頼の場所へ出向き、人生の確かなよりどころ
  として仏さまのお話しをします。
2.絵本の読み語り ご希望の場所に出向き、年齢にあわせた読み語りをします。
3.悩み事相談 人生・子育て・孫育て・人間関係・仏事などのご相談をお受けします。
4.お寺での楽しい行事をご紹介します。-門信徒会・仏教婦人会・お寺の子ども会
  などで、新たな出会いと学びが広がります。
5.お坊さんとのコラボをお受けできます。お坊さんとの化学反応を楽しみませんか。
6.お寺という宗教空間をお貸しできます。深い気づきや発見があるでしょう。
7.お寺でのボランティアをご紹介します。
8.お墓の相続に関するご相談もお受けします。
9.仏教入門講座をおすすめします。仏教の教えや作法のイロハから、
  わかりやすくお話しします。

投稿者について

福間 玄猷

1971年生まれ。本願寺派布教使・源光寺第14代住職 別名「絵本のお坊さん」 大阪府茨木市出身。平成8年三次市・源光寺へ入寺。《様々な経験を持った人々が集い、信頼できる温かなつながりを育む》そのような交流館を目指して、赤ちゃんからご年配の方まで世代を超えた活動を続けている。寺院や福祉施設はもちろん、各地の学校や保育所、コミュニティーセンター・いきいきサロンなどに招かれ、「いのち・こころ・真実を見つめる」ご法話や講演を重ねている。また、「子育て支援」「アドバンスケア・プランニング」「グリーフケア」を柱にした研修会も好評。子どもたちと富士山登山を3度完遂。グリーフケアアドバイザー1級/発達障害コミュニケーション初級指導者/つどい・さんあい 運営委員

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