生きる力になるもの それは本気で関わってくれる仲間

2019年12月21日

今日は、毎月1回のお寺の子ども会。(通算193回目)
ご法話のお題は、「生きる力となるもの」。
お題を書いたら、私のつぶやきを待たずに子どもたちがつぶやきはじめた。
そのまま聞いてみようと思ったら、出るわ出るわ。
今ごろの小学生は、きちんと自分の思いを表現できるように学びを重ねているようだ。
小学校1~6年生のつぶやきは次の通り。

食べ物・遊ぶ・睡眠・水・ジュース・日光・着る物・お金・知識・
仕事・住まい・生活道具・自然・気力・仲間・仏さま・勇気・成功と失敗

私は、子どもたちのつぶやきを書き出した後、その中の「仲間」という言葉に
「本気で関わってくれる」と付け加えた。そして、子どもたちに
「本気で関わってくれる人とたくさん出会ってください」
と語りかけた。さらに、
「私も、本気で関わってくださる方にたくさん出会って、今まで生きてくることが出来ました。
さらに、今日それぞれの時間を差し繰って駆けつけてくださった先生方は、
皆さんと本気で関わってくださる仲間です」と付け加えた。
 
 今ごろの子どもたちは、
「知らない人に声をかけられたら、気をつけなさい」
と学校で指導されている。朝の声かけ運動に立ってくださる地域の方に対しても、
挨拶をすることをためらう子どもたちがいる。
何を信じてよいのか、だれを信じてよいのかわからないと言われる現代だからこそ、
私たち身近な大人が、子どもたちに信頼してもらえるように
毎日を大切に生きていきたいと思っている。
そして、信頼できる人との出会いとつながりをたくさん創っていきたいと思っている。
 
 ご法話の後は、9月から練習している手話ソング「Believe」の練習。
練習の締めくくりには、一つの動画を見てもらった。
それは、聴覚にハンディーを持っている新婚さんの結婚式の動画である。
まさに、その新婚さんに本気で関わったスタッフに、
私自身感動を覚えたのだった。
純粋な気持ちを持っている子どもたちには、
手話ソングをきっかけにしてこの世の中の広さと、仲間の心強さを感じ取ってほしいと思ったからだった。
 
 その後は、ソーラーカーの工作、おぜんざいのおやつを食べて、今年最後の子ども会は終了となった。
(ソーラーカーキットは、なんとご門徒さんからのプレゼント!!子どもたちは幸せ者である!)

■ご紹介:【結婚式 舞台裏】心で創る手話ウェディング 麻布迎賓館 (T&G)
https://www.youtube.com/watch?v=48SaWxd49ac&t=52s

■絵本のお坊さん問い合わせ先 
 名前:福間玄猷(ふくまげんゆう)
 住所:広島県三次市西酒屋町甲156 源光寺内
 電話:0824-63-5906
 メール:gfukuma@agate.plala.or.jp
 源光寺ホームページ:http://www.genkouji.com/
 Facebook:https://www.facebook.com/gfukuma
 絵本のお坊さんブログ:http://genkouji.com/blog/
 YouTube動画:NO.1 2019源光寺サマースクールの一コマ
          https://www.youtube.com/watch?v=nGl8akzD2gQ&t=48s

■絵本大好き住職が出来ること。
1.仏さまのお話(=ご法話の会) ご依頼の場所へ出向き、人生の確かなよりどころ
  として仏さまのお話しをします。
2.絵本の読み語り ご希望の場所に出向き、年齢にあわせた読み語りをします。
3.悩み事相談 人生・子育て・孫育て・人間関係・仏事などのご相談をお受けします。
4.お寺での楽しい行事をご紹介します。-門信徒会・仏教婦人会・お寺の子ども会
  などで、新たな出会いと学びが広がります。
5.お坊さんとのコラボをお受けできます。お坊さんとの化学反応を楽しみませんか。
6.お寺という宗教空間をお貸しできます。深い気づきや発見があるでしょう。
7.お寺でのボランティアをご紹介します。
8.お墓の相続に関するご相談もお受けします。
9.仏教入門講座をおすすめします。仏教の教えや作法のイロハから、
  わかりやすくお話しします。

投稿者について

福間 玄猷

1971年生まれ。本願寺派布教使・源光寺第14代住職 別名「絵本のお坊さん」 大阪府茨木市出身。平成8年三次市・源光寺へ入寺。《様々な経験を持った人々が集い、信頼できる温かなつながりを育む》そのような交流館を目指して、赤ちゃんからご年配の方まで世代を超えた活動を続けている。寺院や福祉施設はもちろん、各地の学校や保育所、コミュニティーセンター・いきいきサロンなどに招かれ、「いのち・こころ・真実を見つめる」ご法話や講演を重ねている。また、「子育て支援」「アドバンスケア・プランニング」「グリーフケア」を柱にした研修会も好評。子どもたちと富士山登山を3度完遂。グリーフケアアドバイザー1級/発達障害コミュニケーション初級指導者/つどい・さんあい 運営委員

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