今日、長年の念願がかない「躁体法」の研修に参加することができた。
お寺で相談活動を続けて来た私だが、
傾聴だけではふりかえりや気づきが深まらないケースも増えてきた。
また、自分自身の膝の痛みが続いていたこともあって、
皿井照久先生との出会いにつながった。
皿井先生の第一印象は「普通のおじさん」。飾らない服装。飾らない言葉。
呼び名は「皿パパ」。
ワークショップの中で、ご自身の若い頃や身体の特性、
ご家族や親子の日々を包み隠さずそのままお話になる。
一人一人の身体にふれ、心のふれ、言葉を引き出す。
その言葉に一切の価値付けはされない。ユーモアを持って気づきと変化を導き出す。
すごい方だ。さらに、受講生との語らいにも多くの共通点が見つかり、
「この課題は私だけではなかったのだ」ととても心強かった。
いろんな意味で力みが抜けた自分がそこにいた。
これまで私は、自分の嫌な部分や未熟な部分、
ハンディキャップなどをマイナス要素としてとらえていた。
そして、人と比べて足らないところを必死に補おうと背伸びをしたり、
それでも補いきれない部分を卑下していた。
過去にさかのぼって、あーだったら、こうだったらと「たられば」を繰り返していた。
さらに、自然環境や社会状況の変化に一喜一憂して、
将来への不安を一人でかき集め、必死に解決しようと背負い込んでいた自分がいた。
でも、その背負い込みが自分を縛り、世の中の見方を偏らせ、
周りにも様々な圧力をかけてしまっていたことに気づかされた。
研修の余韻に浸りながら、帰路についた。
意識するしないにかかわらず、この48年間に
(正確に言うと、母親のお腹に宿ったその時から)私が体験・経験したことのすべてが、
現在の私を作り上げている。私の五感を通して入ってきた出来事と、
それを通して考えたことと行動、そしてその行動を通して返ってきた反応など、
全ての集大成がただ今の私だ。
喜・怒・哀・楽のどの一つも排除する必要は、無かったのだ。
不必要なものはなかったということ。
私は、だれにも変われないし、変わる必要は無かったということ。
私は、まさにオンリーワン。
ただ、福間玄猷であり続ければよいのだ。
さあ、明日も新たな出来事と、思考と、行動と、反応が加わる。
ジグソーパズルのピースが増え、
より細やかな彩りを持った自分自身へと変化を続けていけるのだ。
善悪・優劣・損得の分別を超えて、その一つ一つを楽しみ、
その気づきと変化を楽しもう。いのち終わるまで、進化・深化を続けていこう。
■ご紹介:虹の子どもクリニックホームページ
https://www.nijinokodomo.jp/
■絵本のお坊さん問い合わせ先
名前:福間玄猷(ふくまげんゆう)
住所:広島県三次市西酒屋町甲156 源光寺内
電話:0824-63-5906
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■絵本大好き住職が出来ること。
1.仏さまのお話(=ご法話の会) ご依頼の場所へ出向き、人生の確かなよりどころ
として仏さまのお話しをします。
2.絵本の読み語り ご希望の場所に出向き、年齢にあわせた読み語りをします。
3.悩み事相談 人生・子育て・孫育て・人間関係・仏事などのご相談をお受けします。
4.お寺での楽しい行事をご紹介します。-門信徒会・仏教婦人会・お寺の子ども会
などで、新たな出会いと学びが広がります。
5.お坊さんとのコラボをお受けできます。お坊さんとの化学反応を楽しみませんか。
6.お寺という宗教空間をお貸しできます。深い気づきや発見があるでしょう。
7.お寺でのボランティアをご紹介します。
8.お墓の相続に関するご相談もお受けします。
9.仏教入門講座をおすすめします。仏教の教えや作法のイロハから、
わかりやすくお話しします。