年末の大掃除で 心を観る

2019年12月27日

年末の大掃除とは、どんな意味があったのだろうか。
それは、大晦日の除夜の鐘つきと同じような意味を持っていたのではないだろうか。
一年にたまった汚れを掃除することを通して、自分の煩悩に目を向け、
さらには清浄なる仏さまの世界に思いをはせる仏教行事であったと、私は受けとめている。

年末の大掃除で、今日は窓ふき。
お寺には案外窓が多く、窓ふきも大変だ。

道具をみる。
気温をみる。
湿度をみる。
日差しを見る。
自分の心を観る。
窓ガラスを見る。
汚れを見る。
きれいになったかを見る。
再び、自分の心を観る。
何気ない窓ふきでも、これだけの「みる」行程がある。
どれか一つでも不十分なら、窓ガラスはきれいにならない。
今日は、日差しを重視しなかったため、100%きれいにならなかった窓ガラスがあった。
とても残念だった。

昨今は、自然環境や社会構造の変化で、年末や正月の特別感がわかりにくくなっている。
日頃は、忙しさに追われてとりあえずの掃除で済ませている私だが、
この大掃除を通して年末・正月の特別感もしっかり受けとめたいと思っている。
さあ、明日もご法事の合間に、大掃除だ!

■ご案内:源光寺除夜のつどい 12/31 11:30~翌1:00ごろ
鐘撞き おぜんざい接待 お勤め ご法話 記念色紙贈呈 お年玉

■絵本のお坊さん問い合わせ先 
 名前:福間玄猷(ふくまげんゆう)
 住所:広島県三次市西酒屋町甲156 源光寺内
 電話:0824-63-5906
 メール:info@genkouji.com
 源光寺ホームページ:http://www.genkouji.com/
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 YouTube動画:NO.1 2019源光寺サマースクールの一コマ
          https://www.youtube.com/watch?v=nGl8akzD2gQ&t=48s

■絵本大好き住職が出来ること。
1.仏さまのお話(=ご法話の会) ご依頼の場所へ出向き、人生の確かなよりどころ
  として仏さまのお話しをします。
2.絵本の読み語り ご希望の場所に出向き、年齢にあわせた読み語りをします。
3.悩み事相談 人生・子育て・孫育て・人間関係・仏事などのご相談をお受けします。
4.お寺での楽しい行事をご紹介します。-門信徒会・仏教婦人会・お寺の子ども会
  などで、新たな出会いと学びが広がります。
5.お坊さんとのコラボをお受けできます。お坊さんとの化学反応を楽しみませんか。
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7.お寺でのボランティアをご紹介します。
8.お墓の相続に関するご相談もお受けします。
9.仏教入門講座をおすすめします。仏教の教えや作法のイロハから、
  わかりやすくお話しします。

投稿者について

福間 玄猷

1971年生まれ。本願寺派布教使・源光寺第14代住職 別名「絵本のお坊さん」 大阪府茨木市出身。平成8年三次市・源光寺へ入寺。《様々な経験を持った人々が集い、信頼できる温かなつながりを育む》そのような交流館を目指して、赤ちゃんからご年配の方まで世代を超えた活動を続けている。寺院や福祉施設はもちろん、各地の学校や保育所、コミュニティーセンター・いきいきサロンなどに招かれ、「いのち・こころ・真実を見つめる」ご法話や講演を重ねている。また、「子育て支援」「アドバンスケア・プランニング」「グリーフケア」を柱にした研修会も好評。子どもたちと富士山登山を3度完遂。グリーフケアアドバイザー1級/発達障害コミュニケーション初級指導者/つどい・さんあい 運営委員

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