25年前の阪神・淡路大震災を経験し、
その後の各地の災害復興支援に携わった者の一人としては、
子どもたちにも、それらの経験を日常生活の中で語っておくことの大切さを感じている。
ただ、最近の子どもたちは忙しく、学校以外にも様々な習い事などで
多くの時間が占められている。学校では、決められたカリキュラムがびっしりなので、
その範囲以外のことはなかなか教える時間がない。
一方、家庭では共働きのために親自身が忙しく、
宿題や習い事に直接つながらないことは教える余裕がない。
だからこそ、私たちのような第三者が伝える必要があると思っている。
今日のお寺の子ども会では、
「あの時は、とても激しく揺れてこわかったこと。
倒壊した道路から高速バスが落っこちそうになりながら、
ぎりぎりで止まっていたこと。
高速道路も長い距離が倒壊したこと。
その一方で、
日本だけでなく世界各地からも多くのボランティアが駆けつけて復興を助けてくれて、
とてもうれしかった。
このようなことを話して聞かせた。
さらに、ゲームの時間には「防災いろはカルタ」で遊んだ。
阪神・淡路大震災があった1月には、毎年繰り返し遊んでいる。
「えー、またー」と言いながら、始まるとみんな本気になるから、
カルタとは不思議なものだ。
楽しみながら何となく読み札の言葉が耳に残り、
絵札の絵がまぶたに残っていれば、
何かのきっかけで子どもたちはきっと今日のことを思い出してくれて、
自分のいのちはもちろん、
大切な人の命をも守れる人に成長してくれることと思っている。
心配や不安をあおるのでなく、
子どもたちには「自分にも出来ることがあるんだ」と思い起こしながら、
たくましく生きていってほしいと思っている。
そのためにも、私自身も仏さまの教えに支えられながら、たくましく生きていきたい。
■絵本のお坊さん問い合わせ先
名前:福間玄猷(ふくまげんゆう)
住所:広島県三次市西酒屋町甲156 源光寺内
電話:0824-63-5906
メール:info@genkouji.com
源光寺ホームページ:http://www.genkouji.com/
Facebook:https://www.facebook.com/gfukuma
絵本のお坊さんブログ:http://genkouji.com/blog/
『アマリリスのような女の子』電子書籍版購入サイト:
FMJBHE9QCM(購入後の閲覧には、無料のKindleアプリが必要です)
■絵本大好き住職が出来ること。
1.仏さまのお話(=ご法話の会) ご依頼の場所へ出向き、人生の確かなよりどころ
として仏さまのお話しをします。
2.絵本の読み語り ご希望の場所に出向き、年齢にあわせた読み語りをします。
3.悩み事相談 人生・子育て・孫育て・人間関係・仏事などのご相談をお受けします。
4.お寺での楽しい行事をご紹介します。-門信徒会・仏教婦人会・お寺の子ども会
などで、新たな出会いと学びが広がります。
5.お坊さんとのコラボをお受けできます。お坊さんとの化学反応を楽しみませんか。
6.お寺という宗教空間をお貸しできます。深い気づきや発見があるでしょう。
7.お寺でのボランティアをご紹介します。
8.お墓の相続に関するご相談もお受けします。(樹林葬型公園墓地びおらの丘)
9.仏教入門講座をおすすめします。仏教の教えや作法のイロハから、
わかりやすくお話しします。