今年も、大学院生が修士論文執筆のための取材においでになった。
彼は、京都・龍谷大学大学院の実践真宗学研究科に在学中とのこと。
龍谷大学は、1639年に西本願寺に設けられた「学寮」にはじまる。
教育理念は、建学の精神に基づき「真実を求め、真実に生き、真実を顕かにする」ことのできる人間を育成するというもの。
以来370年にわたって、最高の教学環境を提供することをめざし、先進的な取り組みを続けてきている。
中でも、実践真宗学研究科は現代社会の諸問題に対して、宗教がいかにその使命を果たしうるか。その課題解決に立ち向かっている。
その大学院には、人々の苦悩や悲嘆に寄り添い、世界の安穏を目指す熱意を持った若者が集まっているようだ。
私が関わっている、発達障害に関する取り組みについての取材だ。
その内容は、
「発達障害に関して、どのような取り組みや支援をされているか」
「資格取得や取り組みを重ねていくなかで、どのような変化があるか」
「僧侶として、このような活動に取り組む意義は何か」
「寺院という宗教空間の中で、発達障害を抱える人々への居場所作りの方法」
などであった。
彼自身が、後継者として将来の寺院のあり方や自分自身の活動の方向性をもイメージしながらの取材であったため、
互いに大変熱が入ったやりとりとなった。
源光寺での取材後、三次町・万茶房で食事を囲みながらの、合計5時間を超える長丁場となった。
振り返れば、龍谷大学大学院生の取材を受けるのは、3年連続となる。
初年度は「源光寺の様々な教化活動について」、2年目は「源光寺の樹林葬」についてだった。
各地でそれぞれのお寺が活動されている中で、田舎の源光寺をこうして取り上げていただけることは大変有り難く、
私自身も大いに刺激になる。
次代を担うお坊さんが、学問と実践を絡めながら研究される姿はとても輝いており、
そんな彼らのお手伝いが出来て、少しでも希望を抱きながら寺院活動に関わっていただけるなら、
これほどうれしいことはない。
万茶房は、私が一押しの食事処。源光寺としてVIPをお迎えする時は、必ずこちらへご案内することにしている。
心落ち着くたたずまいに季節のお花が生けてあり、真心込めたお料理はVIPへの最高のおもてなしとなって、
心に届いてくださる。取材だけでなく、この万茶房でのひとときも、
三次での思い出に加えていただきたいとご案内しているところである。
■ご紹介:龍谷大学大学院 実践真宗学研究科
https://www.ryukoku.ac.jp/faculty/graduate/practical_shin/about/
■絵本のお坊さん問い合わせ先
名前:福間玄猷(ふくまげんゆう)
住所:広島県三次市西酒屋町甲156 源光寺内
電話:0824-63-5906
メール:info@genkouji.com
源光寺ホームページ:http://www.genkouji.com/
Facebook:https://www.facebook.com/gfukuma
絵本のお坊さんブログ:http://genkouji.com/blog/
仏教童話『アマリリスのような女の子』電子書籍版(紙芝居読み語り+絵本大好き住職のご法話)
花岡大学/作 福間玄猷/脚色・読み語り・ご法話 山崎由莉子/絵
(2月1日AmazonKindleでの一般販売スタート。購入後の閲覧には、無料のKindleアプリが必要です)
■絵本大好き住職が出来ること。
1.仏さまのお話(=ご法話の会) ご依頼の場所へ出向き、人生の確かなよりどころ
として仏さまのお話しをします。
2.絵本の読み語り ご希望の場所に出向き、年齢にあわせた読み語りをします。
3.悩み事相談 人生・子育て・孫育て・人間関係・仏事などのご相談をお受けします。
4.お寺での楽しい行事をご紹介します。-門信徒会・仏教婦人会・お寺の子ども会
などで、新たな出会いと学びが広がります。
5.お坊さんとのコラボをお受けできます。お坊さんとの化学反応を楽しみませんか。
6.お寺という宗教空間をお貸しできます。深い気づきや発見があるでしょう。
7.お寺でのボランティアをご紹介します。
8.お墓の相続に関するご相談もお受けします。(樹林葬型公園墓地びおらの丘)
9.仏教入門講座をおすすめします。仏教の教えや作法のイロハから、
わかりやすくお話しします。