和顔愛語 心配や不安が多い時だからこそ

2020年3月24日

 
新型コロナに関して、国内外の心配や不安が高まっている。
心配や不安が高まると、冷静さを失い、何から手をつけていいかわからなくなる。
そんな時は、抱えている問題を次の4つに仕分けができるとよい。

・今の自分にすぐ出来ること
・しばらく後に自分ですること
・すぐに周りの人に依頼をすること
・しばらく後に依頼すること

更に、今回はの新型コロナウイルス騒動に関しては、
次の2つを加えたいと思っている。
・都市部で出来ること
・田舎で出来ること

さて、今の自分にすぐ出来ることは何だろう。
その一つが「優しい言葉遣いや和やかな表情で人と接する」こと。
心配や不安を抱えると、誰でも心の余裕がなくなり、表情も暗くなり、言葉もきつくなるのは当然なことだ。
しかし、その暗くなった表情やきつくなった言葉は、周りにも伝染するし、またそれが自分にも返ってきてしまう。
まさに悪循環。
だから、努めて優しい言葉と和やかな表情を心がけたい。

社員研修などで、「和顔愛語」という言葉を聞いたことのある人もいるだろう。
元々は、阿弥陀仏のことが最も詳しく説かれた経典、『無量寿経』にある言葉で、
法蔵菩薩が「他者に接するときには穏やかな表情で接し、つねに優しい言葉をかける生き方」(=和顔愛語)
を心がけて修行をされ、阿弥陀仏となられたと説かれている。

欲望や煩悩から離れられない私たちは、常に自分の都合に左右され、物事の捉え方や考え方・行動が終始一貫しない。
だから、菩薩の修行のように完全なる「和顔愛語」は出来ない。
しかし、阿弥陀仏の慈愛に満ちたまなざしに、大いなる安心を感じることは出来る。
そして、「和顔愛語」を試みることはすぐにでも出来る。

あるラジオ番組では、このように紹介されていた。仏教の教えが日常の場面でも紹介され、
自分を見つめるきっかけや人と関わる時の指針になるなら、とてもうれしい。
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仏教の教えのひとつに『和顔愛語(わげんあいご・わがんあいご)』という言葉があります。
『和顔』には『おだやかな表情』、『愛語』には『心やさしい言葉』という意味があります。
つまり“和やかな笑顔と、思いやりのある話し方で人に接すること”です。
この『和顔愛語』を心掛けることが、“心を乱さず、平常心を保つコツ”でもあるそうです。
イライラした時、嫌なことがあった時、辛い時こそ、まず自分から笑顔と優しい言葉で、
周りの人に接する姿勢が『和顔愛語』だそうです。

この『和顔愛語』には続きがありまして『先意承問(せんい・じょうもん)』という言葉です。
意味は“相手の気持ちを先に察して、その望みを受け取って、自分が満たしてあげること”です。
つまり『和顔愛語 先意承問』とは“和やかな顔と、思いやりの言葉で人に接することで、
相手の気持ちをいたわって、先に相手の気持ちを察して、相手のために何が出来るか? を考えて、
自ら進んで、手を差し伸べていく”という意味です。
イライラは周りに伝染します。ひとりのイライラのせいで、それまで良かった雰囲気が悪くなることもあります。
そんな時こそ『和顔愛語』だそうです。

■ご紹介:「スズキ・ハッピーモーニング 鈴木杏樹のいってらっしゃい」
     ニッポン放送ほか全国ネット(2018年4月19日放送分より)
https://news.1242.com/article/142708

■絵本のお坊さん問い合わせ先 
 名前:福間玄猷(ふくまげんゆう)
 住所:広島県三次市西酒屋町甲156 源光寺内
 電話:0824-63-5906
 メール:info@genkouji.com
 源光寺ホームページ:http://www.genkouji.com/
 絵本のお坊さんブログ:http://genkouji.com/blog/
 仏教童話『アマリリスのような女の子』YouTube動画版(紙芝居読み語り+絵本大好き住職のご法話):https://www.youtube.com/watch?v=QgTJHOmzKd8&t=55s
 
■絵本大好き住職が出来ること。
1.仏さまのお話(=ご法話の会) ご依頼の場所へ出向き、人生の確かなよりどころ
  として仏さまのお話しをします。
2.絵本の読み語り ご希望の場所に出向き、年齢にあわせた読み語りをします。
3.悩み事相談 人生・子育て・孫育て・人間関係・仏事などのご相談をお受けします。
4.お寺での楽しい行事をご紹介します。-門信徒会・仏教婦人会・お寺の子ども会
  などで、新たな出会いと学びが広がります。
5.お坊さんとのコラボをお受けできます。お坊さんとの化学反応を楽しみませんか。
6.お寺という宗教空間をお貸しできます。深い気づきや発見があるでしょう。
7.お寺でのボランティアをご紹介します。
8.お墓の相続に関するご相談もお受けします。(樹林葬型公園墓地びおらの丘)
9.仏教入門講座をおすすめします。仏教の教えや作法のイロハから、
  わかりやすくお話しします。

投稿者について

福間 玄猷

1971年生まれ。本願寺派布教使・源光寺第14代住職 別名「絵本のお坊さん」 大阪府茨木市出身。平成8年三次市・源光寺へ入寺。《様々な経験を持った人々が集い、信頼できる温かなつながりを育む》そのような交流館を目指して、赤ちゃんからご年配の方まで世代を超えた活動を続けている。寺院や福祉施設はもちろん、各地の学校や保育所、コミュニティーセンター・いきいきサロンなどに招かれ、「いのち・こころ・真実を見つめる」ご法話や講演を重ねている。また、「子育て支援」「アドバンスケア・プランニング」「グリーフケア」を柱にした研修会も好評。子どもたちと富士山登山を3度完遂。グリーフケアアドバイザー1級/発達障害コミュニケーション初級指導者/つどい・さんあい 運営委員

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