しゃがんでみないと 気がつかない

2020年4月4日

土曜日だけれど、ご法事も月参りも入っていない。おまけに、ぽかぽか陽気。
お寺に籠もっての事務仕事も、1日中は続けられない。
せっかくだから、お天道さまの光を浴びよう。
明日のご法事の準備をした後、境内の草取りに取りかかった。

境内は砂利を敷いているため、普通に歩くと草は見えない。
ちょっとがっかりして、ほかの場所へ移ろうかと思ったその時、
参道の脇にちらっと見えた。草だ。
「やれ、仕方ない」と思って座り込んだら、案外そのまわりにも砂利の間から草がのぞいていた。
こんなにもあったのか!
「大きくなってからとったら大変よ」という母の言葉を思い出したので、
砂利をかき分けながら草取りを続ける。
立っていては見えなかったが、しゃがんでみて初めて気がつくことがあるんだな。
バタバタしていた新型コロナ発生以前は、実は、いろんな事を見過ごしていたのかもしれない。

同じように、
その場に行ってみなければ、
その人の立場になってみなければ、
その時になってみなければ、
わからないことが多いんだろうな。

そうか、わからないから、
その場に行ってみるんだな。
その人の話を聞いてみようとするんだな。
その時まで待ってみようとするんだな。

理屈だけでわかったと思い込まない方がいいんだな。

今日は、いろんな成果があった。

■絵本のお坊さん問い合わせ先 
 名前:福間玄猷(ふくまげんゆう)
 住所:広島県三次市西酒屋町甲156 源光寺内
 電話:0824-63-5906
 メール:info@genkouji.com
 源光寺ホームページ:http://www.genkouji.com/
 絵本のお坊さんブログ:http://genkouji.com/blog/
 仏教童話『アマリリスのような女の子』YouTube動画版(紙芝居読み語り+絵本大好き住職のご法話):https://www.youtube.com/watch?v=QgTJHOmzKd8&t=55s
 
■絵本大好き住職が出来ること。
1.仏さまのお話(=ご法話の会) ご依頼の場所へ出向き、人生の確かなよりどころ
  として仏さまのお話しをします。
2.絵本の読み語り ご希望の場所に出向き、年齢にあわせた読み語りをします。
3.悩み事相談 人生・子育て・孫育て・人間関係・仏事などのご相談をお受けします。
4.お寺での楽しい行事をご紹介します。-門信徒会・仏教婦人会・お寺の子ども会
  などで、新たな出会いと学びが広がります。
5.お坊さんとのコラボをお受けできます。お坊さんとの化学反応を楽しみませんか。
6.お寺という宗教空間をお貸しできます。深い気づきや発見があるでしょう。
7.お寺でのボランティアをご紹介します。
8.お墓の相続に関するご相談もお受けします。(樹林葬型公園墓地びおらの丘)
9.仏教入門講座をおすすめします。仏教の教えや作法のイロハから、
  わかりやすくお話しします。

投稿者について

福間 玄猷

1971年生まれ。本願寺派布教使・源光寺第14代住職 別名「絵本のお坊さん」 大阪府茨木市出身。平成8年三次市・源光寺へ入寺。《様々な経験を持った人々が集い、信頼できる温かなつながりを育む》そのような交流館を目指して、赤ちゃんからご年配の方まで世代を超えた活動を続けている。寺院や福祉施設はもちろん、各地の学校や保育所、コミュニティーセンター・いきいきサロンなどに招かれ、「いのち・こころ・真実を見つめる」ご法話や講演を重ねている。また、「子育て支援」「アドバンスケア・プランニング」「グリーフケア」を柱にした研修会も好評。子どもたちと富士山登山を3度完遂。グリーフケアアドバイザー1級/発達障害コミュニケーション初級指導者/つどい・さんあい 運営委員

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA