ハーモニカオンラインレッスン 始まり始まり!

2020年4月27日

 今日は、オンラインでレッスンだった。大阪在住の徳永有生先生。
私よりも若い世代でありながら、ハーモニカ界では知らない人がいないと言われる名演奏家で、
かつ指導が大変きめ細やかな先生だ。レッスン開始早々に
「私が子どもの頃は、ハーモニカを小学校で習った世代なので、教本で練習するのは苦手なんです。
以前ハーモニカと教本を購入して少し練習したことがあるのですが、知っている曲を演奏したいという気持ちが強く、
教本での練習に挫折したことがあるんです。」
などと申しあげた私。先生は
「では、何か吹ける曲があったら聞かせてください」と。
初対面の先生にいきなり恥ずかしかったが、思い切って昔習った「きらきら星」を吹いた。
先生は、優しく「音が重なっていますね」とズバリ。
「必ずしも教本をすべて練習しなければならないということはありません。
確かに、独学で練習される人もいますが、正しい音を知らないと癖がついてしまうので、
長い目で見た時には、教本に沿って基本を練習しておく方が上手になりますよ。
教本と演奏したい曲の挑戦を混ぜながら進めていくことが出来ますよ。」
とこちらの思いもくみながら、的確に指導が進んでいく。

スカイプを利用したオンラインレッスンは、教本の練習曲のCDや先生の生音を聞かせていただけることはもちろん、
ハーモニカの持ち方・吹き方・唇の様子など、まるで目の前で直接教えてくださっているような感覚だ。
本物に出会うことで、今の自分の姿が歴然としたと同時に、
教本の説明と五線譜だけで練習していた頃とは全く違って、オンラインレッスンの素晴らしさにも感動した。

 今回、新型コロナ騒動で再びハーモニカを習い始めることになったが、
実は昨年の源光寺サマースクールの思い出も大きな動機となっている。
毎年のようにボランティアとしてお手伝いくださっていたご門徒さんが
「年齢のこともあるので、今年のサマースクールで最後にさせてください。
最後に、子どもたちへの思い出としてハーモニカを聞かせてあげたいのです」
と提案してくださったのだ。毎日のようにお風呂場で練習しているとおっしゃるその方は、
ゲームの時間を利用して懐かしの童謡を子どもたちに直接聞かせてくださった。
その幸せな時間を子どもたちと共にした時、私自身も小学生時代に習っていたハーモニカを思い出し、
「私も、もう一度吹けるようになりたいなあ。高校時代にさわったクラシックギターは、指が短いためコードを押さえることが難しかったし、
(ストリートピアノの演奏には感動するけど)今さらピアノはダメだろう。
ハーモニカだったら、持ち運びも簡単で、いつでもどこでもみんなと歌を楽しむことが出来るかな。)
と、そのご門徒さんと年をとった自分の姿を重ねながら、夢を描いたのだ。

新型コロナ騒動で、お寺に出向くご法話やご法事のキャンセルが入ったことで、時間が少しあいた私。
「コロナのせいで出来なくなった」ばかりでは面白くないので、
「コロナがきっかけで、できるようになった」一つとして、ハーモニカに関することを検索したら、
徳永先生との縁が恵まれたのだ。もちろん直接会ったこともない先生のことを更に調べてみると、
オンラインレッスンもしておられると知り、早速連絡を取ったのだった。
 
今回の徳永先生との出会いのように、「コロナがきっかけで、できるようになった」ことが一つずつ増えていくといいなあ。

■ご紹介:クロマチックハーモニカ徳永有生ホームページ
https://u-harmonica.com/

■新たな仏縁の創造を願ってご紹介
YouTubeサイト「武田正文の仏心チャンネル」【,今こそ仏教】
対談:福間玄猷×武田正文さん×藤井大樹さん「仏さまからのものさし」

築地本願寺(浄土真宗本願寺派)ホームページ:https://tsukijihongwanji.jp/
浄土真宗本願寺派ホームページ:http://www.hongwanji.or.jp/
源光寺樹林葬型公園墓地「びおらの丘」http://www.genkouji.com/viola.html
源光寺ホームページ:http://www.genkouji.com/
絵本のお坊さんブログ:http://genkouji.com/blog/
仏教童話『アマリリスのような女の子』YouTube動画版(紙芝居読み語り+絵本大好き住職のご法話)

■絵本大好き住職が出来ること。
1.仏さまのお話(=ご法話の会) ご依頼の場所へ出向き、人生の確かなよりどころ
  として仏さまのお話しをします。
2.絵本の読み語り ご希望の場所に出向き、年齢にあわせた読み語りをします。
3.悩み事相談 人生・子育て・孫育て・人間関係・仏事などのご相談をお受けします。
4.お寺での楽しい行事をご紹介します。-門信徒会・仏教婦人会・お寺の子ども会
  などで、新たな出会いと学びが広がります。
5.お坊さんとのコラボをお受けできます。お坊さんとの化学反応を楽しみませんか。
6.お寺という宗教空間をお貸しできます。深い気づきや発見があるでしょう。
7.お寺でのボランティアをご紹介します。
8.お墓の相続に関するご相談もお受けします。(樹林葬型公園墓地びおらの丘)
9.仏教入門講座をおすすめします。仏教の教えや作法のイロハから、
  わかりやすくお話しします。

投稿者について

福間 玄猷

1971年生まれ。本願寺派布教使・源光寺第14代住職 別名「絵本のお坊さん」 大阪府茨木市出身。平成8年三次市・源光寺へ入寺。《様々な経験を持った人々が集い、信頼できる温かなつながりを育む》そのような交流館を目指して、赤ちゃんからご年配の方まで世代を超えた活動を続けている。寺院や福祉施設はもちろん、各地の学校や保育所、コミュニティーセンター・いきいきサロンなどに招かれ、「いのち・こころ・真実を見つめる」ご法話や講演を重ねている。また、「子育て支援」「アドバンスケア・プランニング」「グリーフケア」を柱にした研修会も好評。子どもたちと富士山登山を3度完遂。グリーフケアアドバイザー1級/発達障害コミュニケーション初級指導者/つどい・さんあい 運営委員

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