お寺の掲示板が自分を振り返る機会に

2020年5月21日

 

 新型コロナ騒動に関して、差別や中傷が報道されている。とても、悲しいことだ。
患者さんが、感染による体のつらさに加えて、差別や中傷によって心にまで負担を強いられてしまうことはあってはならない。
さらに、医療・福祉など患者を救い支援してくださっている方々が、燃え尽きてしまうようなことになっていけない。
そして、この新型コロナ騒動は、そのほかの分野(例えば、行政・教育・物流・飲食関係など)にも様々な影響がおよんでいる。
それら各現場の最前線で、精一杯今日を生きている一人ひとりに応援のメッセージを届けたかった。
 
確かに、自分や縁あるものを守りたいとする気持ちや行動は本能に近いものだから、
未曾有のできごとに遭遇すると誰もが冷静さを失い思いもよらぬ行動に走ることは、これまでの歴史が示している。
しかし、心を落ち着けて自分を振り返る機会が整ったなら、
「あれは恥ずかしいことだった」「もう二度と同じ過ちを繰り返してはならない」と、
反省や懺悔をしてきたこと。
そして、過ちを繰り返さない工夫を重ねてきたことも、歴史から学ぶことが出来る。

 新型コロナ騒動後、ここ約1ヶ月掲示していた伝道掲示板をご覧になって、地元・中国新聞社の記者さんが取材の後、記事にしてくれた。
 各地のお寺の掲示板が、道行く人にとって、心を落ち着け自分を振り返る機会となっているなら、とてもうれしい。

■新たな仏縁の創造を願ってご紹介
源光寺ホームページ:http://www.genkouji.com/
絵本のお坊さんブログ:http://genkouji.com/blog/
福間玄猷YouTubeサイト「ご法事の目的(浄土真宗版)」

仏教説話『だいじょうぶだよ へいきだよ』(青少年版 メッセージ動画つき)

築地本願寺(浄土真宗本願寺派)ホームページ:https://tsukijihongwanji.jp/
浄土真宗本願寺派ホームページ:http://www.hongwanji.or.jp/
源光寺樹林葬型公園墓地「びおらの丘」http://www.genkouji.com/viola.html

■絵本大好き住職が出来ること。
1.仏さまのお話(=ご法話の会) ご依頼の場所へ出向き、人生の確かなよりどころ
  として仏さまのお話しをします。
2.絵本の読み語り ご希望の場所に出向き、年齢にあわせた読み語りをします。
3.悩み事相談 人生・子育て・孫育て・人間関係・仏事などのご相談をお受けします。
4.お寺での楽しい行事をご紹介します。-門信徒会・仏教婦人会・お寺の子ども会
  などで、新たな出会いと学びが広がります。
5.お坊さんとのコラボをお受けできます。お坊さんとの化学反応を楽しみませんか。
6.お寺という宗教空間をお貸しできます。深い気づきや発見があるでしょう。
7.お寺でのボランティアをご紹介します。
8.お墓の相続に関するご相談もお受けします。(樹林葬型公園墓地びおらの丘)
9.仏教入門講座をおすすめします。仏教の教えや作法のイロハから、
  わかりやすくお話しします。

投稿者について

福間 玄猷

1971年生まれ。本願寺派布教使・源光寺第14代住職 別名「絵本のお坊さん」 大阪府茨木市出身。平成8年三次市・源光寺へ入寺。《様々な経験を持った人々が集い、信頼できる温かなつながりを育む》そのような交流館を目指して、赤ちゃんからご年配の方まで世代を超えた活動を続けている。寺院や福祉施設はもちろん、各地の学校や保育所、コミュニティーセンター・いきいきサロンなどに招かれ、「いのち・こころ・真実を見つめる」ご法話や講演を重ねている。また、「子育て支援」「アドバンスケア・プランニング」「グリーフケア」を柱にした研修会も好評。子どもたちと富士山登山を3度完遂。グリーフケアアドバイザー1級/発達障害コミュニケーション初級指導者/つどい・さんあい 運営委員

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