木々に「有り難う!」と言いたくなった 絵本『葉っぱのフレディ』

2020年6月4日

 公園に 木かげを求めて 大ぜいの人がやってきました。 
 ダニエルは立ちあがり「さあ 体を寄せて みんなでかげを作ろう。」と呼びかけました。
 フレディは ダニエルに たずねました。「どうして そんなことをするの?」
するとダニエルは「暑さから逃げだしてきた人間に 涼しい木かげを作ってあげると みんな喜ぶんだよ。」と言いました。
ダニエルの言ったとおりでした。木かげに おじいさんやおばあさんが 集まって来ました。
子どもたちも来ました。お弁当を広げる人もいます。フレディたちは 葉っぱをそよがせて 涼しい風を 送ってあげました。
「フレディ これも葉っぱの仕事なんだよ。」
 ダニエルの話を聞いて フレディはますますうれしくなりました。
老人たちは木かげから出ないで小声で 昔の思い出を話しているようです。
子どもたちは 木に穴をあけたり 名前をほったり いたずらもするけれど 笑ったり走ったり 生き生きしています。

 今日も冒頭に、『葉っぱのフレディ』の一節を紹介した。
 この一節を読んでから、私は木々の葉っぱを下から見ることが多くなった。
木漏れ日も見るが、こうしてかげをつくってくれている彼らに(ひとり、心の中で)有り難うとつぶやくことが増えた。
 
 今日、地元・三次は、30度を超えていた。

(1枚目の写真:木に登っているのは長男。2009年(当時小学6年生)「源光寺サマースクール」富士山登山のためのトレーニングで、広島県・冠山に登った時のもの)

■ご紹介:『葉っぱのフレディ』レオ・バスカーリア/作 みらいなな/訳 島田光雄/画
http://www.dowa-ya.co.jp/books/ehon/freddie/freddie.html

■新たな仏縁の創造を願ってご紹介
浄土真宗本願寺派ホームページhttp://www.hongwanji.or.jp/
源光寺樹林葬型公園墓地「びおらの丘」 http://www.genkouji.com/viola.html
仏教書朗読『あなたがあなたになる48章』第2章 福間玄猷YouTubeチャンネル

源光寺ホームページ http://www.genkouji.com/
お坊さんが必ず答えてくれるお悩み相談サイト hasunoha(ハスノハ)https://hasunoha.jp/
絵本のお坊さんブログ http://genkouji.com/blog/
福間玄猷YouTubeサイト
https://www.youtube.com/channel/UCc73yUyaufMqtftsDFuoCoA?view_as=subscriber
仏教説話『だいじょうぶだよ へいきだよ』(青少年版 メッセージ動画つき)

築地本願寺(浄土真宗本願寺派)ホームページ https://tsukijihongwanji.jp/

■絵本大好き住職が出来ること。
1.仏さまのお話(=ご法話の会) ご依頼の場所へ出向き、人生の確かなよりどころ
  として仏さまのお話しをします。
2.絵本の読み語り ご希望の場所に出向き、年齢にあわせた読み語りをします。
3.悩み事相談 人生・子育て・孫育て・人間関係・仏事などのご相談をお受けします。
4.お寺での楽しい行事をご紹介します。-門信徒会・仏教婦人会・お寺の子ども会
  などで、新たな出会いと学びが広がります。
5.お坊さんとのコラボをお受けできます。お坊さんとの化学反応を楽しみませんか。
6.お寺という宗教空間をお貸しできます。深い気づきや発見があるでしょう。
7.お寺でのボランティアをご紹介します。
8.お墓の相続に関するご相談もお受けします。(樹林葬型公園墓地びおらの丘)
9.仏教入門講座をおすすめします。仏教の教えや作法のイロハから、
  わかりやすくお話しします。

投稿者について

福間 玄猷

1971年生まれ。本願寺派布教使・源光寺第14代住職 別名「絵本のお坊さん」 大阪府茨木市出身。平成8年三次市・源光寺へ入寺。《様々な経験を持った人々が集い、信頼できる温かなつながりを育む》そのような交流館を目指して、赤ちゃんからご年配の方まで世代を超えた活動を続けている。寺院や福祉施設はもちろん、各地の学校や保育所、コミュニティーセンター・いきいきサロンなどに招かれ、「いのち・こころ・真実を見つめる」ご法話や講演を重ねている。また、「子育て支援」「アドバンスケア・プランニング」「グリーフケア」を柱にした研修会も好評。子どもたちと富士山登山を3度完遂。グリーフケアアドバイザー1級/発達障害コミュニケーション初級指導者/つどい・さんあい 運営委員

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA