悲喜交々の日々にお花を

2020年7月5日

 源光寺では、一月以来半年ぶりのご法座が勤まった。年間行事の中でも大変重要な、仏教婦人会の法座である。
新型コロナにおける様々な感染対策を講じた上で、会員の皆さまをお迎えした。
お互いの顔が見えて、健康をうかがえた喜びの中で、ご講師のご法話、さらには「慶音」としての演奏に、笑い、涙した。
そんな思い出深い日に、まさに花を添えてくださった様子が本日の写真である。
「花の産地を支える補助事業=花いっぱいプロジェクト」の一環として、本堂正面を飾ってくださった。
この事業は、新型コロナウイルスによる緊急事態宣言などの影響により、日本各地のブライダルやお祝い事の花が使われなくなったことを受け、
「行き場をなくした」「使われる予定」がなくなった花を使って花屋さんが装飾・出荷をして生産地を支えるという趣旨である。
私自身、報道などで心に留めていたもので、ご門徒でもある原田勝行さん(きむら生花店)と意気投合、今日のご法座に間に合わせていただいた。

 毎年のように各地で大きな災害が起こり、今年は新型コロナ騒動も加わった中で、私たちが日々を重ねなければならない。
生きるということは、つくづく難儀なことだと感じる。
さらに、熊本や鹿児島では昨日からの豪雨被害によって、亡くなられた方々や行方がわからない方々、
不安・心配のまっただ中を過ごしておられる方々が大勢いらっしゃる。
ちょうど2年前の西日本豪雨災害に遭い、その後の復興のささやかなお手伝いに通った者の一人として、本当に胸が痛い。
 苦難多い私たちの人生。その中をなんとか生きていくには、優しさや明るさ・和やかさ・楽しさ・安心というものが大きな支えとなることを実感している。
 
現地の皆さまへ心よりお見舞いを申しあげますとともに、この投稿を通して一人ひとりのまごころやお花の魅力をお伝えできたら嬉しいです。

■ご紹介:一般社団法人 日本花き生産協会
花き卸売市場における生販連携機会の創出事業”市場プロジェクト”の実施について
https://www.jfga.or.jp/news/20200518_1536.html
きむら生花店
http://www.kimuraseikaten.com/

■新たな仏縁の創造を願ってご紹介
源光寺樹林葬型公園墓地「びおらの丘」 http://www.genkouji.com/viola.html
樹木葬型公園墓地「びおらの丘」ご紹介動画

お坊さんが必ず答えてくれるお悩み相談サイト hasunoha(ハスノハ)https://hasunoha.jp/
絵本のお坊さんブログ http://genkouji.com/blog/
福間玄猷YouTubeサイト
https://www.youtube.com/channel/UCc73yUyaufMqtftsDFuoCoA?view_as=subscriber
仏教書朗読『あなたがあなたになる48章』第7章 福間玄猷YouTubeチャンネル

仏教説話『だいじょうぶだよ へいきだよ』(青少年版 メッセージ動画つき)

「明るい方へ みんなで乗り越えよう!プロジェクト」

築地本願寺(浄土真宗本願寺派)ホームページ https://tsukijihongwanji.jp/
浄土真宗本願寺派ホームページhttp://www.hongwanji.or.jp/
源光寺ホームページ http://www.genkouji.com/

■絵本大好き住職が出来ること。
1.仏さまのお話(=ご法話の会) ご依頼の場所へ出向き、人生の確かなよりどころ
  として仏さまのお話しをします。
2.絵本の読み語り ご希望の場所に出向き、年齢にあわせた読み語りをします。
3.悩み事相談 人生・子育て・孫育て・人間関係・仏事などのご相談をお受けします。
4.お寺での楽しい行事をご紹介します。-門信徒会・仏教婦人会・お寺の子ども会
  などで、新たな出会いと学びが広がります。
5.お坊さんとのコラボをお受けできます。お坊さんとの化学反応を楽しみませんか。
6.お寺という宗教空間をお貸しできます。深い気づきや発見があるでしょう。
7.お寺でのボランティアをご紹介します。
8.お墓の相続に関するご相談もお受けします。(樹林葬型公園墓地びおらの丘)
9.仏教入門講座をおすすめします。仏教の教えや作法のイロハから、
  わかりやすくお話しします。

投稿者について

福間 玄猷

1971年生まれ。本願寺派布教使・源光寺第14代住職 別名「絵本のお坊さん」 大阪府茨木市出身。平成8年三次市・源光寺へ入寺。《様々な経験を持った人々が集い、信頼できる温かなつながりを育む》そのような交流館を目指して、赤ちゃんからご年配の方まで世代を超えた活動を続けている。寺院や福祉施設はもちろん、各地の学校や保育所、コミュニティーセンター・いきいきサロンなどに招かれ、「いのち・こころ・真実を見つめる」ご法話や講演を重ねている。また、「子育て支援」「アドバンスケア・プランニング」「グリーフケア」を柱にした研修会も好評。子どもたちと富士山登山を3度完遂。グリーフケアアドバイザー1級/発達障害コミュニケーション初級指導者/つどい・さんあい 運営委員

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