「心の安らぎ」とは びおらの丘での納骨法要ご法話

2020年8月22日

 新型コロナ騒動によって、私たちの生活は大きく変わりました。
これまでの常識が通用せず、心配や不安が多い時代となりました。
このような時だからこそ、不安をあおるのではなく、日常生活で少しでも心の安らぎを感じていただくことが大切だと思うようになりました。
そう思うと、お仏壇・お墓・お寺は、心の安らぎを感じていただく点において、とても大切な場所だと改めて気づきました。

では、お仏壇・お墓・お寺が、なぜ心の安らぎを感じる場所になっているのでしょうか。
それは、様々なつながりを感じることができる場所だからです。
それは、いのちのつながり、人々とのつながり、ご先祖や仏さまとのつながりです。
この私のいのちが、多くのいのちに生かされていること、私の人生が多くの人々に支えられていること、
悲喜交々の生涯においてどんな時もご先祖や仏さまに見守られていること。
この真実に「ハッ」とした時、自ずと心の安らぎを感じられるようになっているのでしょう。
単にご先祖に手を合わすという一歩通行ではなく、手を合わすそのままがご先祖の思いにふれ、
様々なつながりを感じることのできる仏縁となっているのです。
だからこそ、ご先祖もお仏壇やお墓やお寺を大切にしてこられたのだと思います。
 
このびおらの丘は、開設6年目を迎えました。当初は、「永代供養」だからお寺に任せておけば安心ということで、
お参りする方が少ないのではないかと危惧していましたが、
実際は、これまで遠方や高いところにありなかなか参ることの出来なかったお墓をこのびおらの丘に移すことで、
「気軽に参れるようになりました」
「インターチェンジが近いので、子どもたちも家に帰る前に立ち寄って参ってくれているようです」
「いつもきれいにしてくださっているので、有り難いです」
「見晴らしが良く、公園みたいですね」
などと、喜びの声がたくさん届いています。また、年3回の合同法要では、多くの方がお参りくださり、
ご法話にも熱心に耳を傾けてくださっています。新たな仏縁が広がっています。
 
今日は、いろんなご相談を重ねなさった上での納骨の日となりました。
また、いつでもびおらの丘にお参りくださり、様々なつながりを人生の支えにしながら、
精一杯生きていただきたいと思います。今日は、ようこそお参りでございました。

■新たな仏縁の創造を願ってご紹介
「明るい方へ みんなで乗り越えよう!プロジェクト」

築地本願寺(浄土真宗本願寺派)ホームページ https://tsukijihongwanji.jp/
浄土真宗本願寺派ホームページhttp://www.hongwanji.or.jp/
源光寺ホームページ http://www.genkouji.com/
源光寺樹林葬型公園墓地「びおらの丘」 http://www.genkouji.com/viola.html
樹木葬型公園墓地「びおらの丘」ご紹介動画

お坊さんが必ず答えてくれるお悩み相談サイト hasunoha(ハスノハ)https://hasunoha.jp/
絵本のお坊さんブログ http://genkouji.com/blog/
福間玄猷YouTubeサイト
https://www.youtube.com/channel/UCc73yUyaufMqtftsDFuoCoA?view_as=subscriber
仏教書朗読『あなたがあなたになる48章』第12章 福間玄猷YouTubeチャンネル

仏教説話紙芝居『もったいない ありがたい』(メッセージ動画つき)

■絵本大好き住職が出来ること。
1.仏さまのお話(=ご法話の会) ご依頼の場所へ出向き、人生の確かなよりどころ
  として仏さまのお話しをします。
2.絵本の読み語り ご希望の場所に出向き、年齢にあわせた読み語りをします。
3.悩み事相談 人生・子育て・孫育て・人間関係・仏事などのご相談をお受けします。
4.お寺での楽しい行事をご紹介します。-門信徒会・仏教婦人会・お寺の子ども会
  などで、新たな出会いと学びが広がります。
5.お坊さんとのコラボをお受けできます。お坊さんとの化学反応を楽しみませんか。
6.お寺という宗教空間をお貸しできます。深い気づきや発見があるでしょう。
7.お寺でのボランティアをご紹介します。
8.お墓の相続に関するご相談もお受けします。(樹林葬型公園墓地びおらの丘)
9.仏教入門講座をおすすめします。仏教の教えや作法のイロハから、
  わかりやすくお話しします。

投稿者について

福間 玄猷

1971年生まれ。本願寺派布教使・源光寺第14代住職 別名「絵本のお坊さん」 大阪府茨木市出身。平成8年三次市・源光寺へ入寺。《様々な経験を持った人々が集い、信頼できる温かなつながりを育む》そのような交流館を目指して、赤ちゃんからご年配の方まで世代を超えた活動を続けている。寺院や福祉施設はもちろん、各地の学校や保育所、コミュニティーセンター・いきいきサロンなどに招かれ、「いのち・こころ・真実を見つめる」ご法話や講演を重ねている。また、「子育て支援」「アドバンスケア・プランニング」「グリーフケア」を柱にした研修会も好評。子どもたちと富士山登山を3度完遂。グリーフケアアドバイザー1級/発達障害コミュニケーション初級指導者/つどい・さんあい 運営委員

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