「暑さ寒さも彼岸まで」まもなくお彼岸を迎える。
お彼岸とは、単に墓参りやおはぎを食べておしまいではない。
しかし、このような体験の積み重ねが本物に出会う大切な手がかりになるから、人生は面白い。
本来、お彼岸とは季節を表す言葉ではない。
生死の苦悩を超えた悟りの世界(=浄土)を表す仏教用語。
私たちの住む苦悩の現実(=此岸)から、阿弥陀仏の極楽浄土(=彼岸)へ到る道を尋ねるのが本来の意味だ。
彼岸の中日をはさむ前後3日間(=合計7日間)は、到彼岸のための六波羅蜜を修める修行期間なのだ。
平安時代から始まったこの仏事に、日本古来の祖霊信仰などが重なったことで、一般の人々への年間行事としてひろがったともいわれている。
阿弥陀仏の願いを聞く(=聴聞)を大切にしてきた浄土真宗においては、各地の寺院で「彼岸会」という法要と法話会が大切に勤められてきた。
その法話会において、
・真西に沈む夕日の遙か彼方に、西方極楽浄土という阿弥陀仏の世界があること。
・夕日を拝む私には、(私が拝む前から)すでに夕日が照らしていたこと。
・それは、阿弥陀仏の願いと導きがただいまの私にすでに届いていることと同じであること。
・死んでからようやく救われる(=臨終業成)教えでないこと。
・すでに阿弥陀仏からの救いをいただいている(=平生業成)私であること。
・その救いは、「生き様や死に様を一切条件にしない」こと。
・だから、日常の悲喜交々や人生の苦悩にも、腹を据えて向き合えること。
と聞かせていただける。
これが浄土真宗の法話会の要である。なんと、心強いことだろうか。
ちなみに、秋分の日は「祖先をうやまい、なくなった人々をしのぶ」(祝日法)と記されている。
改めてお墓参り・お仏壇参り、そしてお寺参り(=聴聞)を大切にしたい。
■新たな仏縁の創造を願ってご紹介
築地本願寺(浄土真宗本願寺派)ホームページ https://tsukijihongwanji.jp/
浄土真宗本願寺派ホームページhttp://www.hongwanji.or.jp/
源光寺ホームページ http://www.genkouji.com/
源光寺樹林葬型公園墓地「びおらの丘」 http://www.genkouji.com/viola.html
樹木葬型公園墓地「びおらの丘」ご紹介動画
お坊さんが必ず答えてくれるお悩み相談サイト hasunoha(ハスノハ)https://hasunoha.jp/
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仏教書朗読『あなたがあなたになる48章』第16章 福間玄猷YouTubeチャンネル
仏教説話紙芝居『もったいない ありがたい』(メッセージ動画つき)
「明るい方へ みんなで乗り越えよう!プロジェクト」
■絵本大好き住職が出来ること。
1.仏さまのお話(=ご法話の会) ご依頼の場所へ出向き、人生の確かなよりどころ
として仏さまのお話しをします。
2.絵本の読み語り ご希望の場所に出向き、年齢にあわせた読み語りをします。
3.悩み事相談 人生・子育て・孫育て・人間関係・仏事などのご相談をお受けします。
4.お寺での楽しい行事をご紹介します。-門信徒会・仏教婦人会・お寺の子ども会
などで、新たな出会いと学びが広がります。
5.お坊さんとのコラボをお受けできます。お坊さんとの化学反応を楽しみませんか。
6.お寺という宗教空間をお貸しできます。深い気づきや発見があるでしょう。
7.お寺でのボランティアをご紹介します。
8.お墓の相続に関するご相談もお受けします。(樹木葬型公園墓地びおらの丘)
9.仏教入門講座をおすすめします。仏教の教えや作法のイロハから、
わかりやすくお話しします。