広島県福山市で 原点に立ち返ったご法話

2020年11月11日

今日のご法話は、1年以上も前からご依頼のあった福山本願寺(備後教堂)でのご縁。予定通り常例法座が開かれ、予定通り私も寄せていただけて、予定通りお参りの皆さまをお迎えできたこと、どれをとっても新型コロナ騒動のただ中だからこそ、有り難いと感じる。道中で思わず、感動の涙が湧き上がってきたことは、ここだけの内緒にしておく。
午前は「ご法事の目的」、午後は「お仏壇のロウソクを灯すのはなぜか?」の2本立て。新型コロナ騒動の中にあっても、(だからこそ!)仏さまの教えを求める方は多く、本当に熱心にお聞き下さった。仏縁を重ねた方々にとっては当たり前だから、その意味をわざわざ言葉に置き換える作業を省略してしまう。一方、初めての人にとってはわからないことばかり。その狭間を埋め、「私たちは大切なことを受け継いでいたのだ」と共に気づかせていただけるご縁となった。さらに、その気づきを誇りを持ってお伝えできると、喜びは更に深くなるだろう。
今回は、10年以上続けてきたパワーポイントを活用した法話スタイルを封印した。これは、備後教堂の方針をうけたものだ。慣れない状況に大きな不安を抱えていたのだが、実は最高の視聴覚伝道たるものがすでにお寺のお内陣であり、それぞれのお宅でお迎えのお仏壇だと気づいてから、一気に力みがなくなった。
浄土真宗のご法事の目的は、①故人を偲び ②自分自身のいのちの姿(生老病死)に目を向け ③いのちの根本の問いを仏さまの教えにたずねる
とご紹介した。さらに、お釈迦さまの入滅・涅槃のエピソードから、人生の真のよりどころとなるお経の成り立ちをご紹介した。直接お目にかかれる久しぶりのご法座であったので、お参り下さった方々とのご法義談合のキャッチボールを重ねて、楽しいご法座となった。「今まであまり考えずに法事を勤めていました」「コロナで法事を取りやめようと思っていましたが、今日の先生のお話を聞いて、やっぱり法事をしようと思いました」など、嬉しいお声をいただいた。

本日で常例線講師という大切なお役を無事に終わることが出来、安堵の思いで帰路についた。

■新たな仏縁の創造を願ってご紹介
絵本のお坊さん-福間玄猷YouTubeサイト
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仏教書朗読『あなたがあなたになる48章』第24章 福間玄猷YouTubeチャンネル

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仏教説話紙芝居『だいじょうぶだよ へいきだよ』(青少年版 メッセージ動画つき)

築地本願寺(浄土真宗本願寺派)ホームページ https://tsukijihongwanji.jp/
浄土真宗本願寺派ホームページhttp://www.hongwanji.or.jp/
源光寺ホームページ http://www.genkouji.com/
2020源光寺お盆の法座 https://www.youtube.com/watch?v=h6N7gFrm0wI&t=2549s
樹林葬型公園墓地「びおらの丘」 http://www.genkouji.com/viola.html
お坊さんが必ず答えてくれるお悩み相談サイト hasunoha(ハスノハ)https://hasunoha.jp/
絵本のお坊さんブログ http://genkouji.com/blog/

■絵本大好き住職が出来ること。
1.仏さまのお話(=ご法話の会) ご依頼の場所へ出向き、人生の確かなよりどころ
として仏さまのお話しをします。
2.絵本の読み語り ご希望の場所に出向き、年齢にあわせた読み語りをします。
3.悩み事相談 人生・子育て・孫育て・人間関係・仏事などのご相談をお受けします。
4.お寺での楽しい行事をご紹介します。-門信徒会・仏教婦人会・お寺の子ども会
などで、新たな出会いと学びが広がります。
5.お坊さんとのコラボをお受けできます。お坊さんとの化学反応を楽しみませんか。
6.お寺という宗教空間をお貸しできます。深い気づきや発見があるでしょう。
7.お寺でのボランティアをご紹介します。
8.お墓の相続に関するご相談もお受けします。(樹木葬型公園墓地びおらの丘)
9.仏教入門講座をおすすめします。仏教の教えや作法のイロハから、
わかりやすくお話しします。

投稿者について

福間 玄猷

1971年生まれ。本願寺派布教使・源光寺第14代住職 別名「絵本のお坊さん」 大阪府茨木市出身。平成8年三次市・源光寺へ入寺。《様々な経験を持った人々が集い、信頼できる温かなつながりを育む》そのような交流館を目指して、赤ちゃんからご年配の方まで世代を超えた活動を続けている。寺院や福祉施設はもちろん、各地の学校や保育所、コミュニティーセンター・いきいきサロンなどに招かれ、「いのち・こころ・真実を見つめる」ご法話や講演を重ねている。また、「子育て支援」「アドバンスケア・プランニング」「グリーフケア」を柱にした研修会も好評。子どもたちと富士山登山を3度完遂。グリーフケアアドバイザー1級/発達障害コミュニケーション初級指導者/つどい・さんあい 運営委員

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