え!この年で帯状疱疹になったのか?

2020年11月15日

今年の夏は、酷暑だった。梅雨の長雨が続いたため、その暑さに身体が馴染まず、しばらく熱中症の心配が続いた。暑さのせいでよく汗をかいた。そのせいで「あせも」が出来た、と思っていた。次第に暑さは和らぎ、涼しい風が吹くようになり、ときおり寒さを感じる日も出てきた。
「暑い暑いと言っていたけど、やっぱり冬が来るのですね」ご門徒さんの何気なくやりとりしていると、ふと気になった。汗をかかなくなったこの時期も「あせも」が消えない。かゆみが続く。これまでも思い出したようにかゆみ止めを塗っていたが、その場しのぎでしかなかった。しばらく経って、(これは「あせも」ではないかも)と思い始め、次に浮かんだのが「帯状疱疹」であった。ご門徒さんの月忌参りで様々な健康情報が耳に入る私は、帯状疱疹は痛いものだと思い込んでいた。帯状疱疹に悩まされて、長い間痛みを抱えておられる方を何人も見てきた。「帯状疱疹になったら、すぐに病院にかからないといけませんよ」というアドバイスも受けていた。(まさか自分は)と思っていながらよく調べてみると、帯状疱疹にはかゆみも含まれていたので、途端に不安になった。(この年で帯状疱疹にかかってしまったのか?気づかないうちに免疫力が弱くなっているのか?これからどんどんひどくなるのだろうか?)ある程度は健康面でも気にかけていたはずなのに、ショックだった。様々なことが頭によぎり、数日落ち着かなかった。

そこで、思い切って地元の皮膚科に行ってみた。看護師さんも丁寧に状況を聞いてくださった。その後の診察では医学書らしいものを指さしながら、「紅状発疹でしょう。原因ははっきりわかりませんが、薬を出しておきますから塗ってみて下さい」と案外あっさりと終わった。「帯状疱疹ではありませんか」との私の問いに対して、「もう2ヶ月以上経っているのだから、帯状疱疹ではありません」と先生が一言。原因がわからないという点は少し気になったが、処方された塗り薬を朝晩に塗りはじめた三日後くらいからかゆみもなくなり、発疹も消えていった。安心した。
人間は、ちょっとしたことで心配や不安が湧いてくること。だからこそ、プロの適切な判断を仰げるということが、これほど心強いことなんだと実感した。

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投稿者について

福間 玄猷

1971年生まれ。本願寺派布教使・源光寺第14代住職 別名「絵本のお坊さん」 大阪府茨木市出身。平成8年三次市・源光寺へ入寺。《様々な経験を持った人々が集い、信頼できる温かなつながりを育む》そのような交流館を目指して、赤ちゃんからご年配の方まで世代を超えた活動を続けている。寺院や福祉施設はもちろん、各地の学校や保育所、コミュニティーセンター・いきいきサロンなどに招かれ、「いのち・こころ・真実を見つめる」ご法話や講演を重ねている。また、「子育て支援」「アドバンスケア・プランニング」「グリーフケア」を柱にした研修会も好評。子どもたちと富士山登山を3度完遂。グリーフケアアドバイザー1級/発達障害コミュニケーション初級指導者/つどい・さんあい 運営委員

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