「なんで絵本を読むようになったんですか?」

2020年12月25日

20年以上月参りが続くお宅。伺うと、玄関の靴の数がいつもより多い。「おやっ」と思いながら、仏間にあがらせていただく。
お孫さん「冬休みにも入り、今年最後の月参りと聞いたので、家族で来ました」
仏間には、お孫さんご夫婦と小学生2人のひ孫さん、娘さんに、お嫁さん、そしても80代を過ぎたおばあちゃん。合計7人で、賑やかにお参り。
おばあちゃん「今日は賑やかでうれしいです」
正信偈をとなえたあと、子どもたちにも思い出に残るよう、ご法話をアレンジ。
テーマを「なぜ、勉強をするのでしょうか。そして、なぜ働くのでしょうか」としてお話しした。
(その様子は、後日YouTubeで紹介できるように準備中である)
ご法話後も、30代のお孫さんと話が盛りあがり、いろんな質問もお受けすることが出来た。
その中には、
お孫さん「お寺さんは、なんで絵本を読むようになったのですか?」
という突っ込んだものも飛びだした。そういえば、このご家族には、ひ孫さんが小さな頃からお会いするたびに絵本を読んできたので、お孫さんも気になっていたんだろう。
私「お通夜・ご法事という悲しみの場であっても、子どもたちには何かしらあたたかな思い出が残る場にしたいと思ったもので」
お孫さん「そうだったんですね。子どもたちも、やっぱり覚えていますよね。そして、大人の私たちも絵本の奥深い言葉から学ぶことがありますね。それと、毎週はじめに行われる会社のスピーチがきっかけとなって、この頃、言葉というものに関心が湧いてきたもんで。こんなやりとりができるのは、おばあちゃんちで月参りを勤めてもらってきたからですよね。もしお寺で会ったら、雰囲気が違うので、こんなことは聞けないでしょうね」
私「いや、私も、同じ世代の方とこんなやりとりができるのは、住職として最高の喜びなんですよ」
おばあちゃん「住職さん、うちの孫とだいぶ意気投合されましたね」
私「ええ、楽しかったです。また、お会いしましょう」

■ご紹介:ボンズブログ お坊さんPickUp 「絵本から導くお経のこころ」福間玄猷氏

絵本から導くお経のこころ 福間玄猷氏(宝池山源光寺)


(丁寧に取材して下さった記事も読んでいただけると、冒頭の問いかけに対するお応えになるだろう)

■新たな仏縁の創造を願ってご紹介
樹林葬型公園墓地「びおらの丘」 http://www.genkouji.com/viola.html
お坊さんが必ず答えてくれるお悩み相談サイト hasunoha(ハスノハ)https://hasunoha.jp/
絵本のお坊さんブログ http://genkouji.com/blog/
絵本のお坊さん-福間玄猷YouTubeサイト
https://www.youtube.com/channel/UCc73yUyaufMqtftsDFuoCoA?view_as=subscriber
仏教書朗読 『あなたがあなたになる48章』第30章

2020「三好春樹さん公開講演会」前半

2020「三好春樹さん公開講演会」後半

仏教説話紙芝居『だいじょうぶだよ へいきだよ』(青少年版 メッセージ動画つき)

築地本願寺(浄土真宗本願寺派)ホームページ https://tsukijihongwanji.jp/
浄土真宗本願寺派ホームページhttp://www.hongwanji.or.jp/
源光寺ホームページ http://www.genkouji.com/
【はじめての浄土真宗】「正信念仏偈」現代語訳を聞くhttps://www.youtube.com/watch?v=XHidnswZxQM
【はじめての浄土真宗】在家報恩講ってなあに?https://www.youtube.com/watch?v=xHJD2KEW8Wg

■絵本大好き住職が出来ること。
1.仏さまのお話(=ご法話の会) ご依頼の場所へ出向き、人生の確かなよりどころ
として仏さまのお話しをします。
2.絵本の読み語り ご希望の場所に出向き、年齢にあわせた読み語りをします。
3.悩み事相談 人生・子育て・孫育て・人間関係・仏事などのご相談をお受けします。
4.お寺での楽しい行事をご紹介します。-門信徒会・仏教婦人会・お寺の子ども会
などで、新たな出会いと学びが広がります。
5.お坊さんとのコラボをお受けできます。お坊さんとの化学反応を楽しみませんか。
6.お寺という宗教空間をお貸しできます。深い気づきや発見があるでしょう。
7.お寺でのボランティアをご紹介します。
8.お墓の相続に関するご相談もお受けします。(樹木葬型公園墓地びおらの丘)
9.仏教入門講座をおすすめします。仏教の教えや作法のイロハから、
わかりやすくお話しします。

投稿者について

福間 玄猷

1971年生まれ。本願寺派布教使・源光寺第14代住職 別名「絵本のお坊さん」 大阪府茨木市出身。平成8年三次市・源光寺へ入寺。《様々な経験を持った人々が集い、信頼できる温かなつながりを育む》そのような交流館を目指して、赤ちゃんからご年配の方まで世代を超えた活動を続けている。寺院や福祉施設はもちろん、各地の学校や保育所、コミュニティーセンター・いきいきサロンなどに招かれ、「いのち・こころ・真実を見つめる」ご法話や講演を重ねている。また、「子育て支援」「アドバンスケア・プランニング」「グリーフケア」を柱にした研修会も好評。子どもたちと富士山登山を3度完遂。グリーフケアアドバイザー1級/発達障害コミュニケーション初級指導者/つどい・さんあい 運営委員

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