住職としての喜び

2021年1月23日


源光寺住職としての喜びは、一人でも多くの方に
①楽しい仏縁をご一緒していただけること。
②ご法話を聞いていただけること。
③教えに支えられて、精一杯人生を歩んでいただけること。

だから今日は、午前中の子ども会、午後は大人の方の仏教入門講座。
今年初めての子ども会だったので、ある仕掛けを思いついた。
献花献灯献香・ちかいの言葉・正信偈・ご法話・ゲーム・絵本の読み語り・おやつ
これが、いつものスケジュール。
仕掛けを思いついた私は、ご法話の時間に私がお話しすることをやめた。子どもたちには、こんな説明をしてみた。
「今から、お内陣にあがって、一対一で阿弥陀さま・親鸞さま・蓮如さまにご挨拶をしてください。
玄猷先生が、はいどうぞと言って、終わりますと言うまでは、一切お話しをせず、無言でいてください。皆さんは、いつもの生活であいさつをした時、返事が返ってきますよね。阿弥陀さまや親鸞さま・蓮如さまにあいさつをしたら、お返事が返ってくるかも知れません。そして、全てのごあいさつが終わったら、次の3つを書き出してもらいたいのです。①どんなごあいさつをしましたか ②どんな声が返ってきましたか ③どんなものを見ましたか
この3つです。では、密にならないように、まず1班の皆さんからお内陣にあがってください」
私が言葉でご法話をするよりも、はるかに自由な感性を持っている子どもたち。この年代ならではの感受性は、まさに宝物である。たとえ言葉にすることが出来なくても、その子自身の深い部分に残り、きっと人生の土台となるであろうことを思い描きながらの仕掛けである。この体験を通したつぶやきは、後日YouTube動画でご覧いただけるよう準備中である。

その後のゲームでは、指導してくださる先生のおかげで、丸々1時間しっかり遊ぶことが出来た。子どもたちのためにゲームの準備をしてくださり、源光寺に駆けつけてくださった先生。主に新聞紙を使ったゲーム。日常にある新聞紙だけど、こんなにいろいろな遊びに展開できるのかと、先生のアイデアに驚いた。新型コロナ騒動で、子ども自身もいろいろ気分を使っている昨今。子どもたちの楽しそうな顔を見ながら、少しでも、子どもたちの気分がほぐれたらいいなあと持った。
「一人ではない」という言葉は、まさに「一人ではない」体験を通してこそ意味を持ち、人生の力となるものである。だから、家庭や学校以外の出会いや楽しみは、子どもの心の安定と成長に大きく貢献していると感じている。「一人ではない」日常の中で成長できる子どもたちは、しあわせものである。

 

■新たな仏縁の創造を願ってご紹介
お坊さんが必ず答えてくれるお悩み相談サイト hasunoha(ハスノハ)https://hasunoha.jp/
絵本のお坊さんブログ http://genkouji.com/blog/
絵本のお坊さん-福間玄猷YouTubeサイト
https://www.youtube.com/channel/UCc73yUyaufMqtftsDFuoCoA?view_as=subscriber
仏教書朗読 『あなたがあなたになる48章』第34章

2020「三好春樹さん公開講演会」前半

2020「三好春樹さん公開講演会」後半

仏教説話紙芝居『だいじょうぶだよ へいきだよ』(青少年版 メッセージ動画つき)

築地本願寺(浄土真宗本願寺派)ホームページ https://tsukijihongwanji.jp/
浄土真宗本願寺派ホームページhttp://www.hongwanji.or.jp/
源光寺ホームページ http://www.genkouji.com/
【はじめての浄土真宗】「正信念仏偈」現代語訳を聞くhttps://www.youtube.com/watch?v=XHidnswZxQM
はじめての浄土真宗「お寺の法話会へようこそ」

樹林葬型公園墓地「びおらの丘」 http://www.genkouji.com/viola.html

■絵本大好き住職が出来ること。
1.仏さまのお話(=ご法話の会) ご依頼の場所へ出向き、人生の確かなよりどころ
として仏さまのお話しをします。
2.絵本の読み語り ご希望の場所に出向き、年齢にあわせた読み語りをします。
3.悩み事相談 人生・子育て・孫育て・人間関係・仏事などのご相談をお受けします。
4.お寺での楽しい行事をご紹介します。-門信徒会・仏教婦人会・お寺の子ども会
などで、新たな出会いと学びが広がります。
5.お坊さんとのコラボをお受けできます。お坊さんとの化学反応を楽しみませんか。
6.お寺という宗教空間をお貸しできます。深い気づきや発見があるでしょう。
7.お寺でのボランティアをご紹介します。
8.お墓の相続に関するご相談もお受けします。(樹木葬型公園墓地びおらの丘)
9.仏教入門講座をおすすめします。仏教の教えや作法のイロハから、
わかりやすくお話しします。

投稿者について

福間 玄猷

1971年生まれ。本願寺派布教使・源光寺第14代住職 別名「絵本のお坊さん」 大阪府茨木市出身。平成8年三次市・源光寺へ入寺。《様々な経験を持った人々が集い、信頼できる温かなつながりを育む》そのような交流館を目指して、赤ちゃんからご年配の方まで世代を超えた活動を続けている。寺院や福祉施設はもちろん、各地の学校や保育所、コミュニティーセンター・いきいきサロンなどに招かれ、「いのち・こころ・真実を見つめる」ご法話や講演を重ねている。また、「子育て支援」「アドバンスケア・プランニング」「グリーフケア」を柱にした研修会も好評。子どもたちと富士山登山を3度完遂。グリーフケアアドバイザー1級/発達障害コミュニケーション初級指導者/つどい・さんあい 運営委員

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA