新入生おめでとう!!地域の宝である子どもたちに温かな声かけを

2021年4月6日


今日は、多くの学校で入学式が行われたようだ。一足先に、入社式をすませた新社会人もいるだろう。子どもも大人も、例年以上に不安や緊張が高まっている中での新生活。同じ時代を生きる者として、祝福と応援の声を(手振り身振りも加えて)精一杯かけてあげたい。

以下は、昨年6月1日に投稿した記事である。この時の心配が的中する現状が、4月5日NHKあさイチで「新型コロナ最新情報 子どもたちに異変!心を守る感染対策とは?」とのタイトルで報道されていた。その放送に出演されていた峯 眞人(みね まひと)先生の講演「第9回日本小児科医会記者懇談会レポート コロナ禍での子どもたちに何が起こっているのか?~一般小児科診療所における受診理由の変化~」のリンクを張っておく。是非ご一読いただき、それぞれの判断や行動の指針にしていただければ幸いである。
https://www.jpa-web.org/blog/uncategorized/a248

(2020年6月1日投稿分)
子どもたちに、希望や可能性を語れているか?
新型コロナ感染防止を図るための緊急事態宣言が解除され、今日から多くの学校で本格的な再開となった。例年、新学期は新しい学校・新しい学年・新しいクラスの中で始まるので、期待の中にも 不安を抱える時期である。さらに今年度は、新型コロナ騒動による影響や心配・不安が加わっている。子どもたちを迎える先生方の(見えない)ご苦労は、私たちの想像をはるかに超えるものだろう。先生方への感謝と労いの気持ちを持ちたいと思う。

私自身、先月のお寺の子ども会で感じたのだが、子どもの安心・安全のために様々な注意を払わねばならなかった。前日までの電話連絡(お元気でしたか。お寺に来る前に検温をしてきてください。体調が優れない時はお休みしてください。来る時はマスクをかけてきてください。)から始まり、お寺に来た子どもたちから順番に、「手を消毒しましょう。隣の人と離れて座りましょう。お経は私が称えますから、皆さんは聞いていてください。ゲームでもあまり密着しないようにしましょう。おやつの前にしっかり手を洗いましょう。おやつを食べたらマスクをかけましょう。」約3時間の行事の中で、何度も子どもたちに指示をしなければならなかった。なぜか、心のざわつきを感じた。
ふれあい・語り合い・笑い合い・じゃれあうという関わり体験そのものが、心身の成長を促すものである。その何気ない一つ一つに気をつけなければならない心の負荷は、とても大きなものがあるだろう。大人以上の感受性を持っている子どもたちが、自分の心の動きを表現できないとするならば、とてもつらいことだろう。そんな子どもたちに、私たち大人は、どのように関わり声かけが出来るだろうか。禁止の言葉かけで終わるのではなく、希望や可能性を与えられる言葉がけをできないだろうかと、自分自身を振り返っている。

今日、張り替えたお寺の掲示板である。「身体的距離を取りながら、心の距離を近づけよう」

■新たな仏縁の創造を願ってご紹介
お坊さんが必ず答えてくれるお悩み相談サイト hasunoha(ハスノハ)https://hasunoha.jp/
絵本のお坊さんブログ http://genkouji.com/blog/
絵本のお坊さん-福間玄猷YouTubeサイト
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2020「三好春樹さん公開講演会」前半

仏教書朗読 『あなたがあなたになる48章』第45章

仏教説話『だいじょうぶだよ へいきだよ』(英語版)
https://www.youtube.com/watch?v=oaltcYtm0lE
福間玄猷 × 夜な夜なZoomバル コラボ企画その1
https://www.youtube.com/watch?v=YmUHZgFEWQw&t=5069s
築地本願寺(浄土真宗本願寺派)ホームページ https://tsukijihongwanji.jp/
浄土真宗本願寺派ホームページhttp://www.hongwanji.or.jp/
源光寺ホームページ http://www.genkouji.com/
【はじめての浄土真宗】「正信念仏偈」現代語訳を聞くhttps://www.youtube.com/watch?v=XHidnswZxQM
「平和な時代が続いてほしい!」絵本のお坊さんのインタビューに

樹林葬型公園墓地「びおらの丘」 http://www.genkouji.com/viola.html

■絵本大好き住職が出来ること。
1.仏さまのお話(=ご法話の会) ご依頼の場所へ出向き、人生の確かなよりどころ
として仏さまのお話しをします。
2.絵本の読み語り ご希望の場所に出向き、年齢にあわせた読み語りをします。
3.悩み事相談 人生・子育て・孫育て・人間関係・仏事などのご相談をお受けします。
4.お寺での楽しい行事をご紹介します。-門信徒会・仏教婦人会・お寺の子ども会
などで、新たな出会いと学びが広がります。
5.お坊さんとのコラボをお受けできます。お坊さんとの化学反応を楽しみませんか。
6.お寺という宗教空間をお貸しできます。深い気づきや発見があるでしょう。
7.お寺でのボランティアをご紹介します。
8.お墓の相続に関するご相談もお受けします。(樹木葬型公園墓地びおらの丘)
9.仏教入門講座をおすすめします。仏教の教えや作法のイロハから、
わかりやすくお話しします。

投稿者について

福間 玄猷

1971年生まれ。本願寺派布教使・源光寺第14代住職 別名「絵本のお坊さん」 大阪府茨木市出身。平成8年三次市・源光寺へ入寺。《様々な経験を持った人々が集い、信頼できる温かなつながりを育む》そのような交流館を目指して、赤ちゃんからご年配の方まで世代を超えた活動を続けている。寺院や福祉施設はもちろん、各地の学校や保育所、コミュニティーセンター・いきいきサロンなどに招かれ、「いのち・こころ・真実を見つめる」ご法話や講演を重ねている。また、「子育て支援」「アドバンスケア・プランニング」「グリーフケア」を柱にした研修会も好評。子どもたちと富士山登山を3度完遂。グリーフケアアドバイザー1級/発達障害コミュニケーション初級指導者/つどい・さんあい 運営委員

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