この花から連想するものがいくつある?

2021年6月6日


あなたは、この花を見たことがあるだろうか。源光寺では、今がちょうど満開。これは「栗の花」だ。私は、甘い香りのするこの花から、いろんな思い出がよみがえる。

「小さい頃に食べた天津甘栗」「食べ方にもいくつかあるが、私は半分に切ってスプーンでほじくりだして食べることが多かった」「小学生当時、秋に行われていた運動会で家族と一緒に食べたお弁当には、栗ご飯が入っていた」「幼い頃に親に隠れて食べたお菓子の一つが、高級菓子の代表として評判だったマロングラッセ」「源光寺では、時季が来ると毎日のように栗が落ちるので、父が拾い、母が渋皮煮を作ってくださる」「渋皮に傷が入るとうまくできないということで、何日も手間をかけて作ってくださる渋皮煮はとてもおいしい」「源光寺の秋の行事であるトーク&ライブでは、ゲストの方々に最高のお接待として、この渋皮煮が出される」「食べた方はどなたも、その大きさとおいしさに感動される」「産直市に出荷したらというアイデアも頂いたことがある」

これらが「栗の花」から連想する事柄だ。

次に、「栗の花」を「お寺」に入れ替えてみよう。あなたは、「お寺」を見た時、思い出がいくつよみがえるだろうか?また、どれだけ多くの事柄が連想できるだろうか。書き出して、数えてみてほしい。実は、「仏縁の深さ」とは思い出の数に比例すると思っている。お寺・お経・お坊さん・ご先祖・お墓・お葬儀・ご法事・お盆・お彼岸・お仏壇・法話会・・・。これらがきっかけで思い出す事柄が多ければ多いほど、その方の仏縁は深いと言えるだろう。
昨年来、新型コロナウイルス感染対策によって様々な行事が中止・延期・縮小を余儀なくされている。これまで長い年月続けてきた「お寺での楽しい思い出作り」が大変難しくなっている。いろんな工夫を重ねて、子どもや若い世代への更なる仏縁を創造していきたい。

■新たな仏縁の創造を願ってご紹介
仏教説話『だいじょうぶだよ へいきだよ』(英語版)
https://www.youtube.com/watch?v=oaltcYtm0lE
2021年源光寺永代経法座ご法話 その2

築地本願寺(浄土真宗本願寺派)ホームページ https://tsukijihongwanji.jp/
浄土真宗本願寺派ホームページhttp://www.hongwanji.or.jp/
源光寺ホームページ http://www.genkouji.com/
【はじめての浄土真宗】「正信念仏偈」現代語訳を聞くhttps://www.youtube.com/watch?v=XHidnswZxQM
樹林葬型公園墓地「びおらの丘」 http://www.genkouji.com/viola.html
お坊さんが必ず答えてくれるお悩み相談サイト hasunoha(ハスノハ)https://hasunoha.jp/
絵本のお坊さんブログ http://genkouji.com/blog/
絵本のお坊さん-福間玄猷YouTubeサイト
https://www.youtube.com/channel/UCc73yUyaufMqtftsDFuoCoA?view_as=subscriber
かけあい法話「お寺ってなあに?」

■絵本大好き住職が出来ること。
1.仏さまのお話(=ご法話の会) ご依頼の場所へ出向き、人生の確かなよりどころ
として仏さまのお話しをします。
2.絵本の読み語り ご希望の場所に出向き、年齢にあわせた読み語りをします。
3.悩み事相談 人生・子育て・孫育て・人間関係・仏事などのご相談をお受けします。
4.お寺での楽しい行事をご紹介します。-門信徒会・仏教婦人会・お寺の子ども会
などで、新たな出会いと学びが広がります。
5.お坊さんとのコラボをお受けできます。お坊さんとの化学反応を楽しみませんか。
6.お寺という宗教空間をお貸しできます。深い気づきや発見があるでしょう。
7.お寺でのボランティアをご紹介します。
8.お墓の相続に関するご相談もお受けします。(樹木葬型公園墓地びおらの丘)
9.仏教入門講座をおすすめします。仏教の教えや作法のイロハから、
わかりやすくお話しします。

投稿者について

福間 玄猷

1971年生まれ。本願寺派布教使・源光寺第14代住職 別名「絵本のお坊さん」 大阪府茨木市出身。平成8年三次市・源光寺へ入寺。《様々な経験を持った人々が集い、信頼できる温かなつながりを育む》そのような交流館を目指して、赤ちゃんからご年配の方まで世代を超えた活動を続けている。寺院や福祉施設はもちろん、各地の学校や保育所、コミュニティーセンター・いきいきサロンなどに招かれ、「いのち・こころ・真実を見つめる」ご法話や講演を重ねている。また、「子育て支援」「アドバンスケア・プランニング」「グリーフケア」を柱にした研修会も好評。子どもたちと富士山登山を3度完遂。グリーフケアアドバイザー1級/発達障害コミュニケーション初級指導者/つどい・さんあい 運営委員

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