君田温泉の挑戦に勇気もらう

2021年6月8日


今日昼前、一台のワゴン車が駐車場に入った。「君田温泉」と書いてある。何の要件かと思ったら、お弁当などを市内各所で移動販売しているとのこと。この取り組みは、もう一年近く続けられているようだ。つまり、新型コロナウイルス騒動による新たな挑戦なのだそう。全く知らなかった。応援の意味も込めて、昼食にいただく丼物とパンを購入した。(正確には、母が購入してくださった!)両親にとっては、は少しご飯の量が多かったようだが、私には丁度良い量で、とてもおいしかった。

君田温泉は、1996年に住民と三次市の共同出資による第3セクター「株式会社君田21」が運営している。この君田町はかつて温泉旅館もあった、泉質に定評のある土地。少子・高齢・過疎の地域でありながら、当時としては先駆的な取り組みとして大変注目を浴びた。「日に300人の来館者数を目標」にしてオープンしたが、四季折々に美しい表情を見せるロケーションと質の良い温泉が話題となり、最多で1日1500人を数えたこともあったのだそう。「とにかく町民が総出で手伝うような状況で、パートや臨時職員として働くことはもちろん、コーヒーを飲みに来た町内の人がそのままカップを洗って帰った」というエピソードまである。有名旅行雑誌が開催したアンケートで、「広島県民が選んだ温泉部門1位」や「行きつけの温泉部門1位」に輝いたことも。「すべすべお肌を作り出す美人の湯」として有名な温泉の泉質は、重曹泉(含二酸化炭素ナトリウムカルシウム炭酸水素塩塩化物泉)で、効能は、切り傷、やけど、神経痛、筋肉痛、関節痛、運動麻痺、うちみ、慢性消化器病、痔疾・冷え性などがあげられている。三次市内だけでなく、新型コロナ以前は広島県内外からもリピーターがよく訪れ、いつも盛況であった。市内の私たちは、自分たちが入るより、お客様をお接待する意味でご案内することが多い。かつて関わった「東日本大震災被災者保養の集い」では、福島県からお招きした皆さまをお連れしたこともあった。

地元の方々がこのような工夫や努力を重ねていらっしゃることに、とても勇気づけられた。今度来られた時は、何を注文しようかな。宅配・テイクアウトメニューも豊富だから、三次市内の方には是非お勧め!

■ご紹介:君田温泉・森の泉
http://www.kimita-onsen.com/

■新たな仏縁の創造を願ってご紹介
浄土真宗本願寺派ホームページhttp://www.hongwanji.or.jp/
源光寺ホームページ http://www.genkouji.com/
【はじめての浄土真宗】「正信念仏偈」現代語訳を聞くhttps://www.youtube.com/watch?v=XHidnswZxQM
樹林葬型公園墓地「びおらの丘」 http://www.genkouji.com/viola.html
お坊さんが必ず答えてくれるお悩み相談サイト hasunoha(ハスノハ)https://hasunoha.jp/
絵本のお坊さんブログ http://genkouji.com/blog/
絵本のお坊さん-福間玄猷YouTubeサイト
https://www.youtube.com/channel/UCc73yUyaufMqtftsDFuoCoA?view_as=subscriber
かけあい法話「お寺ってなあに?」

仏教説話『だいじょうぶだよ へいきだよ』(英語版)
https://www.youtube.com/watch?v=oaltcYtm0lE
仏教書朗読 『みちしるべ 八正道シリーズ正語』仏法をあるじとし 世間を客人とせよ

築地本願寺(浄土真宗本願寺派)ホームページ https://tsukijihongwanji.jp/

■絵本大好き住職が出来ること。
1.仏さまのお話(=ご法話の会) ご依頼の場所へ出向き、人生の確かなよりどころ
として仏さまのお話しをします。
2.絵本の読み語り ご希望の場所に出向き、年齢にあわせた読み語りをします。
3.悩み事相談 人生・子育て・孫育て・人間関係・仏事などのご相談をお受けします。
4.お寺での楽しい行事をご紹介します。-門信徒会・仏教婦人会・お寺の子ども会
などで、新たな出会いと学びが広がります。
5.お坊さんとのコラボをお受けできます。お坊さんとの化学反応を楽しみませんか。
6.お寺という宗教空間をお貸しできます。深い気づきや発見があるでしょう。
7.お寺でのボランティアをご紹介します。
8.お墓の相続に関するご相談もお受けします。(樹木葬型公園墓地びおらの丘)
9.仏教入門講座をおすすめします。仏教の教えや作法のイロハから、
わかりやすくお話しします。

投稿者について

福間 玄猷

1971年生まれ。本願寺派布教使・源光寺第14代住職 別名「絵本のお坊さん」 大阪府茨木市出身。平成8年三次市・源光寺へ入寺。《様々な経験を持った人々が集い、信頼できる温かなつながりを育む》そのような交流館を目指して、赤ちゃんからご年配の方まで世代を超えた活動を続けている。寺院や福祉施設はもちろん、各地の学校や保育所、コミュニティーセンター・いきいきサロンなどに招かれ、「いのち・こころ・真実を見つめる」ご法話や講演を重ねている。また、「子育て支援」「アドバンスケア・プランニング」「グリーフケア」を柱にした研修会も好評。子どもたちと富士山登山を3度完遂。グリーフケアアドバイザー1級/発達障害コミュニケーション初級指導者/つどい・さんあい 運営委員

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