昨日は、「敬老の日」 その意味は?

2021年9月21日


敬老の日と言えば、可愛い孫がおじいちゃんやおばあちゃんにメッセージを書いたり、歌を歌って聞かせたり、お祝いのごちそうを一緒に食べたり、プレゼントを贈ったりという場面が思い浮かぶ。そもそも、「敬老の日」とは、どのような背景で制定されたものだったのだろうか。

国民の祝日に関する法律によれば、「多年にわたり社会につくしてきた老人を敬愛し、長寿を祝う」ことを趣旨としている。敬老の日の始まりは、当時の兵庫県・野間谷村の村長であった門脇政夫(1911年 – 2010年)が「老人を大切にし、年寄りの知恵を借りて村作りをしよう」という趣旨から開催したという説がある。

私は、「年寄りの知恵を借りて村作りをしよう」という部分に心ひかれた。翁-おきな・嫗-おうなという漢字からもわかるように、年配者に対する尊敬の思いを汲み取ったのだ。長年生きて、時代の激変を生き抜き、人生の酸いも甘いも経験し、老・病・死を我がことと受け止めている一人ひとりのつぶやきや反省や願いを、次世代の私たちはもっと大切にしたいと思っている。

写真は、今月の源光寺の伝道掲示板だ。より良い地域や時代を創るためにも、若い世代は、年配者の声に耳を傾けてみよう。人生を生き抜くヒントを、きっとたくさん聞けるだろう。

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絵本のお坊さんブログ http://genkouji.com/blog/
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浄土真宗本願寺派ホームページhttp://www.hongwanji.or.jp/
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として仏さまのお話しをします。
2.絵本の読み語り ご希望の場所に出向き、年齢にあわせた読み語りをします。
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9.仏教入門講座をおすすめします。仏教の教えや作法のイロハから、
わかりやすくお話しします。

投稿者について

福間 玄猷

1971年生まれ。本願寺派布教使・源光寺第14代住職 別名「絵本のお坊さん」 大阪府茨木市出身。平成8年三次市・源光寺へ入寺。《様々な経験を持った人々が集い、信頼できる温かなつながりを育む》そのような交流館を目指して、赤ちゃんからご年配の方まで世代を超えた活動を続けている。寺院や福祉施設はもちろん、各地の学校や保育所、コミュニティーセンター・いきいきサロンなどに招かれ、「いのち・こころ・真実を見つめる」ご法話や講演を重ねている。また、「子育て支援」「アドバンスケア・プランニング」「グリーフケア」を柱にした研修会も好評。子どもたちと富士山登山を3度完遂。グリーフケアアドバイザー1級/発達障害コミュニケーション初級指導者/つどい・さんあい 運営委員

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