枯れてしまった?記念の松

2021年9月23日


つい先日、気づいてしまった。境内の松が枯れていることに。その松には、「松寿千年翠」と立札を設置している。この言葉には、「松は季節が移ろう中、変わらぬ緑を保っているように見えるけれど、春には新しい芽をふき、古い葉は枯れ散る。常に変化しながらも、変化しない。そこに不滅の生命を見る」との意味があると学んだ私。だから、時代や世代が変わっても変わらず伝えられてきた仏法と源光寺の代々の相続を願って、この言葉を記していたのだった。

今年の5月には、ブログなどにこんな投稿もしていた。

この松は、私が源光寺第14代住職を継職(2011年11月)した記念に植樹したものだ。(実際には、東日本大震災1周忌法要=2012年3月に植樹)門信徒会本部役員であるご門徒さんが、各地を歩き回り探し求めてくださった松。しばらくの間ご自身の山で成長を見守り、この法座に併せて、植樹の準備もすべて整えてくださったものだった。
この度植えた松が、今ある境内の他の松ほどに成長するには、どれほどの年月が必要であろうか。おそらく数十年後に、ようやく立派な姿を見せてくれることだろう。「親孝行したいときには親はなし」という言葉もあるように、大きくなったその時には、ご本人に直接お礼が言えないかも知れない。せめて、ここに投稿することで記録に残しておきたいと思う。

こんな思い入れの強い松が、枯れてしまったようなのだ。隣の松は、それよりもずっと以前に植えてあるのに、全く影響を受けていない。いったい、何が原因なのだろうか? この松は、今後どうしたらよいのだろうか?何か手を加えたら、再び葉が青々とよみがえってくるのだろうか?それとも、周りの松に広がらないように伐採してしまった方がよいのだろうか?わからないことだらけである。松に詳しい方からのアドバイスを頂けたら、とてもうれしい。

■新たな仏縁の創造を願ってご紹介
かけあい法話「お盆の法座その後」 https://www.youtube.com/watch?v=4dHXlhDJ9ZU
『みちしるべ 八正道シリーズ 正念 正しい念い』
袖振り合うも他生の縁 https://www.youtube.com/watch?v=pCxPH6oW_48
浄土真宗本願寺派ホームページhttp://www.hongwanji.or.jp/
築地本願寺(浄土真宗本願寺派)ホームページ https://tsukijihongwanji.jp/
源光寺ホームページ http://www.genkouji.com/
【はじめての浄土真宗】「正信念仏偈」現代語訳を聞くhttps://www.youtube.com/watch?v=XHidnswZxQM
樹林葬型公園墓地「びおらの丘」 http://www.genkouji.com/viola.html
お坊さんが必ず答えてくれるお悩み相談サイト hasunoha(ハスノハ)https://hasunoha.jp/
絵本のお坊さんブログ http://genkouji.com/blog/
絵本のお坊さん-福間玄猷YouTubeサイト
https://www.youtube.com/channel/UCc73yUyaufMqtftsDFuoCoA?view_as=subscriber

■絵本大好き住職が出来ること。
1.仏さまのお話(=ご法話の会) ご依頼の場所へ出向き、人生の確かなよりどころ
として仏さまのお話しをします。
2.絵本の読み語り ご希望の場所に出向き、年齢にあわせた読み語りをします。
3.悩み事相談 人生・子育て・孫育て・人間関係・仏事などのご相談をお受けします。
4.お寺での楽しい行事をご紹介します。-門信徒会・仏教婦人会・お寺の子ども会
などで、新たな出会いと学びが広がります。
5.お坊さんとのコラボをお受けできます。お坊さんとの化学反応を楽しみませんか。
6.お寺という宗教空間をお貸しできます。深い気づきや発見があるでしょう。
7.お寺でのボランティアをご紹介します。
8.お墓の相続に関するご相談もお受けします。(樹木葬型公園墓地びおらの丘)
9.仏教入門講座をおすすめします。仏教の教えや作法のイロハから、
わかりやすくお話しします。

投稿者について

福間 玄猷

1971年生まれ。本願寺派布教使・源光寺第14代住職 別名「絵本のお坊さん」 大阪府茨木市出身。平成8年三次市・源光寺へ入寺。《様々な経験を持った人々が集い、信頼できる温かなつながりを育む》そのような交流館を目指して、赤ちゃんからご年配の方まで世代を超えた活動を続けている。寺院や福祉施設はもちろん、各地の学校や保育所、コミュニティーセンター・いきいきサロンなどに招かれ、「いのち・こころ・真実を見つめる」ご法話や講演を重ねている。また、「子育て支援」「アドバンスケア・プランニング」「グリーフケア」を柱にした研修会も好評。子どもたちと富士山登山を3度完遂。グリーフケアアドバイザー1級/発達障害コミュニケーション初級指導者/つどい・さんあい 運営委員

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