新総裁が選出された だけど・・・

2021年9月29日

岸田文雄さんが、自民党新総裁に選出された。今後、広島県選出としては4人目の首相に指名される。総裁選後のあいさつで「生まれ変わった自民党を国民にしっかり示し」などと述べたことが伝えられた。地元としてはつい期待をしてしまうけれど、それは菅首相が誕生の時も、地元は同じ気持ちだったのではないだろうか。しかし、あの当時の期待は、この一年で様変わりしてしまった。「では、今度こそは!」では、同じ轍を踏むことになるだろう。

政治の動きをしっかりとみつめつつ、もう一方では、(総理大臣が誰であれ、皇族の結婚がどうであれ)「私はこのように生きていきたい」というものがなければ、いつも政治やマスコミ・世論に流される根無し草のような人生になってしまうのではなかろうか。それは、自分を振り返った時、「(過剰な期待の末に)こんなはずではなかった」というむなしい人生に終わってしまうだろう。ムードに流されないよう、1日1日を丁寧に生きていきたい。

以下は、9/7投稿の再掲である。

トップが変わったからといって、すべてが好循環になるわけではない
菅総理大臣の次期総裁選不出馬報道(9/3)から、4日。各局の番組は、毎日のように与党の動きを紹介している。振り返れば、一年前の菅総理大臣誕生の時もそうだった。秋田県のイチゴ農家に生まれ、苦学生の末に上京。政治家にに必要とされる三バン(地盤・看板・鞄)がない中、横浜市会議員から総理大臣まで上り詰めたこと。パンケーキが好きで庶民的であることなどが連日報道され、私も、実直な政治を期待した一人だった。
しかし、落ち着いて考えてみれば、これだけ世の中が複雑になり、国内外の問題山積の真っ只中(しかも未曾有の新型コロナ感染が加わり)、総理大臣が交代したからと言って、これまでのことが一斉にリセットされ、すべてのことが好循環で動き出すということはあり得ないのである。だから、誰かに過剰な期待をしてその成果を棚ぼたのように待っているだけでは、結局、時流や他人に振り回された人生で終わってしまうのではないだろうか。
さらに、少子・高齢・過疎社会とは、単に人口が少なくなるという単純な話ではない。たとえば、教育・福祉・介護・防災などについて、これまでのように役人・専門家・専門職・団体に任せておけば安心という時代は終わったのだ。一人ひとりが、地域の主人公となって取り組む。それぞれの得意分野を持ち寄って地域を担っていく。このような大転換を意味していると考えている。(以下略)

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投稿者について

福間 玄猷

1971年生まれ。本願寺派布教使・源光寺第14代住職 別名「絵本のお坊さん」 大阪府茨木市出身。平成8年三次市・源光寺へ入寺。《様々な経験を持った人々が集い、信頼できる温かなつながりを育む》そのような交流館を目指して、赤ちゃんからご年配の方まで世代を超えた活動を続けている。寺院や福祉施設はもちろん、各地の学校や保育所、コミュニティーセンター・いきいきサロンなどに招かれ、「いのち・こころ・真実を見つめる」ご法話や講演を重ねている。また、「子育て支援」「アドバンスケア・プランニング」「グリーフケア」を柱にした研修会も好評。子どもたちと富士山登山を3度完遂。グリーフケアアドバイザー1級/発達障害コミュニケーション初級指導者/つどい・さんあい 運営委員

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