音楽を通して「これまで」と「ただいま」をわかちあう

2022年4月22日

「絵本のお坊さん-福間玄猷YouTubeチャンネル」をご視聴いただき、有り難うございます。

この動画は、2022年3月に源光寺でお勤めした春彼岸法座の一コマで、徳永道隆先生(本願寺派布教使/広島県広島市・延命寺住職)のご法話(昼席・後半)です。

徳永先生は、ご住職であると同時に緩和ケア病棟の職員として、患者さんやそのご家族の喜怒哀楽に向き合い続けておられます。

徳永先生は、病室でもギターを演奏をされ患者さんと一緒に歌うことがあるそうです。やはり、音楽の持つ力は大きいですね。
一つの音楽を聴いた時、その曲とともに生きてきた「これまで」を振り返ることが出来ます。そして、いのちの炎を精一杯に燃やし、徳永先生と共にいる「ただいま」をしっかり感じることが出来ます。さらに、「ただいま」の喜びは、様々な形で、次の世代の「これから」を支えることにつながります。
この度のご法座では、徳永先生が私たちのために「涙そうそう」「いのちの歌」を歌ってくださいました。私たちがそうであるように、徳永先生もこれまでに出会われた患者さん一人ひとり思い起こしながら演奏してくださったことでしょう。
徳永先生の献身的な関わりに頭が下がると同時に、「これは私の覚悟ではありません。阿弥陀さまの覚悟です」とおっしゃる言葉に、とても大きな意味が含まれていることを感じました。

(編集の不手際で音量が小さくなっています。それぞれで調整しながら視聴してください)

■ご紹介:2022年源光寺春彼岸法座ご法話 その4
https://www.youtube.com/watch?v=jLM1BlfyRqw

投稿者について

福間 玄猷

1971年生まれ。本願寺派布教使・源光寺第14代住職 別名「絵本のお坊さん」 大阪府茨木市出身。平成8年三次市・源光寺へ入寺。《様々な経験を持った人々が集い、信頼できる温かなつながりを育む》そのような交流館を目指して、赤ちゃんからご年配の方まで世代を超えた活動を続けている。寺院や福祉施設はもちろん、各地の学校や保育所、コミュニティーセンター・いきいきサロンなどに招かれ、「いのち・こころ・真実を見つめる」ご法話や講演を重ねている。また、「子育て支援」「アドバンスケア・プランニング」「グリーフケア」を柱にした研修会も好評。子どもたちと富士山登山を3度完遂。グリーフケアアドバイザー1級/発達障害コミュニケーション初級指導者/つどい・さんあい 運営委員

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