源光寺 宝池のいのちの声を聞いて下さい

2022年4月28日

「モネの睡蓮計画」と銘打って手入れをした源光寺の宝池、現在の様子です。
最近の気温の上昇に促されて、睡蓮の新しい葉がたくさん見られるようになりました。
また、どこからともなくやってきた(もしくは冬眠していた)カエルが、賑やかに合唱するようになりました。

「天上天下唯我独尊」(いのちは、他と比べる必要のない 尊さと輝きをそなえている)
私たちに、いのちの本当の姿を教えて下さったお釈迦さま。

私たち一人ひとりにかけがえのないいのちとその人生があるように、カエルにも(名前はないけれど)一匹一匹かけがえのないいのちがあったのでした。

殺されていいのちなど、本来は一つもないのです。

カエルの声をいのちの合唱と聞きながら、(池を引っかき回して殺してしまったかも知れない)懺悔と(帰ってきてくれたのかという)歓喜のひとときです。

あなたには、どのように聞こえますか?

投稿者について

福間 玄猷

1971年生まれ。本願寺派布教使・源光寺第14代住職 別名「絵本のお坊さん」 大阪府茨木市出身。平成8年三次市・源光寺へ入寺。《様々な経験を持った人々が集い、信頼できる温かなつながりを育む》そのような交流館を目指して、赤ちゃんからご年配の方まで世代を超えた活動を続けている。寺院や福祉施設はもちろん、各地の学校や保育所、コミュニティーセンター・いきいきサロンなどに招かれ、「いのち・こころ・真実を見つめる」ご法話や講演を重ねている。また、「子育て支援」「アドバンスケア・プランニング」「グリーフケア」を柱にした研修会も好評。子どもたちと富士山登山を3度完遂。グリーフケアアドバイザー1級/発達障害コミュニケーション初級指導者/つどい・さんあい 運営委員

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