高速道路の工事だけでも大変なのだから

2022年5月24日

先日、出講のご縁をいただいて、関西のお寺さまにお伺いをしました。道中、何カ所も工事が行われていました。三次に帰り着いたあとに調べてみると、「中国道リニューアルプロジェクト」と称される大規模工事が実施されていることがわかりました。工事期間は長く、それに関わる皆さまも多く、当然経費も莫大なものがかかるようです。「ロシアとウクライナの戦争」が3ヶ月にわたる今、工事に関わる原材料の調達も色々と難しくなっているのではないかと推察します。

私の地元である三次市でも、高速道路の法面の補強工事が数ヶ月にわたって続けられています。

日本のような、平和で政治体制が安定している現状においても、これだけの期間がかかるのです。この度の戦争によって生活インフラが破壊されてしまっている現地の復興は、いったいどれほど長い期間がかかってしまうのでしょうか?現地からの報道に触れる度に、暗澹たる思いを抱えます。

だからこそ、1日も早い戦争終結と、生活再建を願わずにおられません。そして、武器調達という協力ではなく、生活再建のための協力を世界一丸となって1日も早く始動していただきたい、と切に願っています。

投稿者について

福間 玄猷

1971年生まれ。本願寺派布教使・源光寺第14代住職 別名「絵本のお坊さん」 大阪府茨木市出身。平成8年三次市・源光寺へ入寺。《様々な経験を持った人々が集い、信頼できる温かなつながりを育む》そのような交流館を目指して、赤ちゃんからご年配の方まで世代を超えた活動を続けている。寺院や福祉施設はもちろん、各地の学校や保育所、コミュニティーセンター・いきいきサロンなどに招かれ、「いのち・こころ・真実を見つめる」ご法話や講演を重ねている。また、「子育て支援」「アドバンスケア・プランニング」「グリーフケア」を柱にした研修会も好評。子どもたちと富士山登山を3度完遂。グリーフケアアドバイザー1級/発達障害コミュニケーション初級指導者/つどい・さんあい 運営委員

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