手話で可視化される阿弥陀如来と私の関係

2022年6月10日

「絵本のお坊さん-福間玄猷YouTubeチャンネル」をご視聴いただき、有り難うございます。

この動画は、2022年4月に源光寺でお勤めし永代経法座の一コマで、内藤良誠先生(本願寺派布教使/広島県三原市)のご法話(朝席・後半)です。

内藤先生は、龍谷大学在学中から手話サークルで学ばれ、「障害の有無を超えて、ご法縁に出あっていただきたい」との願いを持ち、西本願寺での法座の手話通訳も担われる先生です。「よりシンプルに言葉の意味を的確に伝えられるようになりたい」とさらに研鑽を重ねておられます。

源光寺永代経法座でも、仏教讃歌「真宗宗歌」の「ふかきみ法にあいまつる」と歌詞を紹介しながら、「阿弥陀如来と私」の関係性について手話を交えてお話し下さいました。手話を通して、阿弥陀如来が私の元へいたり届いて下さっていことが可視化され、とても有り難く、うれしく感じたひとときでした。

この動画視聴を通して、浄土真宗の教えがお葬儀・ご法事の単なる道具ではなく、苦悩を抱える人生の確かなよりどころとして受け止めていただけるものと思っています。いつでも・どこからでも・何度でもご視聴・お聴聞いただけます。さらに、若い世代にもご紹介ください。

これからも、源光寺のたゆまぬ取り組みを応援していただけると、うれしいです。

■ご紹介:2022年源光寺永代経法座ご法話 その2
https://www.youtube.com/watch?v=Xz58ontU-5A

投稿者について

福間 玄猷

1971年生まれ。本願寺派布教使・源光寺第14代住職 別名「絵本のお坊さん」 大阪府茨木市出身。平成8年三次市・源光寺へ入寺。《様々な経験を持った人々が集い、信頼できる温かなつながりを育む》そのような交流館を目指して、赤ちゃんからご年配の方まで世代を超えた活動を続けている。寺院や福祉施設はもちろん、各地の学校や保育所、コミュニティーセンター・いきいきサロンなどに招かれ、「いのち・こころ・真実を見つめる」ご法話や講演を重ねている。また、「子育て支援」「アドバンスケア・プランニング」「グリーフケア」を柱にした研修会も好評。子どもたちと富士山登山を3度完遂。グリーフケアアドバイザー1級/発達障害コミュニケーション初級指導者/つどい・さんあい 運営委員

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