これはなんの花でしょうか? 体験の豊かさは思い出の数に比例する 

2022年6月16日

これは何の花ですか?
そうです。
栗の花です。

源光寺の墓地には、大きな栗の木があります。木も大きいですが、その実も大変大きいものです。
昨冬、伸びすぎた枝を父が何本も切り落としてくださいました。

だから、今年は花があまりつかないかなと思っていましたが、今年もたくさん花を付けてくれました。
この栗の花がどんな香りがするか、ご存じの方はありますか?
そうです。
どことなく甘い香りがするのです。
甘い香りに誘われてあたりを見回すと、栗の花が咲いていることに気づくのです。

「この花が落ちる頃には、梅雨入りするのだよ」
と教えてくださった方がおられました。
花がいくつか落ち始めた昨日、中国地方は梅雨に入りました。
栗の花 甘い香り 梅雨入り 栗の実 渋皮煮 栗ご飯 マロンケーキ 秋 イガ・・・
渋皮煮を作る母

あなたは、栗の花を見ることで、いくつのエピソードを思い浮かべることが出来ますか?
思い出の数が多ければ多いほど、貴方はより心豊かな日々を重ねてきたことになりますね。

あなたの大切なあの人に、五感を充分にかき立てる体験の素晴らしさを伝えてあげてくださいね。
一緒に体験できると、さらにうれしくなりますね。

投稿者について

福間 玄猷

1971年生まれ。本願寺派布教使・源光寺第14代住職 別名「絵本のお坊さん」 大阪府茨木市出身。平成8年三次市・源光寺へ入寺。《様々な経験を持った人々が集い、信頼できる温かなつながりを育む》そのような交流館を目指して、赤ちゃんからご年配の方まで世代を超えた活動を続けている。寺院や福祉施設はもちろん、各地の学校や保育所、コミュニティーセンター・いきいきサロンなどに招かれ、「いのち・こころ・真実を見つめる」ご法話や講演を重ねている。また、「子育て支援」「アドバンスケア・プランニング」「グリーフケア」を柱にした研修会も好評。子どもたちと富士山登山を3度完遂。グリーフケアアドバイザー1級/発達障害コミュニケーション初級指導者/つどい・さんあい 運営委員

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