如来とは単なる仏像にあらず お念仏を慶ぶ私を護り導く働きそのもの

2022年6月24日

「絵本のお坊さん-福間玄猷YouTubeチャンネル」をご視聴いただき、有り難うございます。

この動画は、2022年4月に源光寺でお勤めし永代経法座の一コマで、内藤良誠先生(本願寺派布教使/広島県三原市)のご法話(昼席・後半)です。

内藤先生は、「如来」という言葉に、阿弥陀仏の働きのあたたかさがうかがえるとお話くださいました。一つのたとえ話として、あるガス会社のCMを紹介されました。就活中でなかなか内定をもらえない娘の苦悩を察し「やっぱりここだ」と駆けつけた母親の姿に、現にこの私のただいまに働いている「如来」そのものを重ねてお話しくださいました。
「一人ぼっちだ」「誰もわかってくれない」と、つい、自分の殻に閉じこもりがちの私ですが、そうではなかったんですね。私のことを知り尽くし、私にいたりそのままを抱きとってくださる働きそのものを「如来」さまとお示しくださいました。
日常生活の中にも、「如来」さまの働きを感じることの出来る幾多の場面があることを、とても有り難く心強く感じました。

この動画視聴を通して、浄土真宗の教えがお葬儀・ご法事の単なる道具ではなく、苦悩を抱える人生の確かなよりどころとして受け止めていただけるものと思っています。いつでも・どこからでも・何度でもご視聴・お聴聞いただけます。さらに、若い世代にもご紹介ください。

これからも、源光寺のたゆまぬ取り組みを応援していただけると、うれしいです。

■ご紹介:2022年源光寺永代経法座ご法話 その4
https://www.youtube.com/watch?v=QoYkqlQZLh4

投稿者について

福間 玄猷

1971年生まれ。本願寺派布教使・源光寺第14代住職 別名「絵本のお坊さん」 大阪府茨木市出身。平成8年三次市・源光寺へ入寺。《様々な経験を持った人々が集い、信頼できる温かなつながりを育む》そのような交流館を目指して、赤ちゃんからご年配の方まで世代を超えた活動を続けている。寺院や福祉施設はもちろん、各地の学校や保育所、コミュニティーセンター・いきいきサロンなどに招かれ、「いのち・こころ・真実を見つめる」ご法話や講演を重ねている。また、「子育て支援」「アドバンスケア・プランニング」「グリーフケア」を柱にした研修会も好評。子どもたちと富士山登山を3度完遂。グリーフケアアドバイザー1級/発達障害コミュニケーション初級指導者/つどい・さんあい 運営委員

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