源光寺盆踊りの方針が決定 皆さんのアイデアと応援にお礼

2022年8月2日

去る7月15日の投稿で「盆踊りに変わる楽しい行事をご提案いただけませんか?」とお尋ねしました。FacebookやTwitterの投稿をご覧いただいた柳衛さんやニコラさんなど数人の方から新しいアイデアを寄せていただくことが出来ました。とてもう、れしかったです。本当に有り難うございました。

同日夜の会議に出席しました。「周囲が行事を中止をしているから、お寺も中止だ」との思考停止だけは、避けたいと思っていました。新型コロナ騒動の中であっても何が出来るか、いくつかの具体案を提案してみました。経費・準備期間・関わる人員に加え、新型コロナ感染状況の予想など、様々な観点から役員さんと協議を重ねました。

最終的には「新型コロナ変異株に対する感染防止のために、皆さんと集い踊る盆踊りは中止とする。門信徒会・仏教婦人会各地区役員さんにお参りをいただき、昨年同様本堂でのお勤めとご法話をさせていただく。その模様を後日YouTubeで配信する」こととなりました。

お寺の盆踊りとして一番の基本である盆法座(=本堂でのお勤めとご法話聴聞の場)を発信できることになり、みんなで(ベストとは言えないが)ベターな結論が出せてほっとしています。お寺が抱える諸課題を住職や寺族だけで決めるのではなく、ご門徒さんに相談ができ、課題を共有し、議論し、結論を見いだすことが出来る。そのプロセスが、私にとってはとてもうれしいのです。その場で共有した願いは、きっとまた別のタイミングで思い出され、違った形で受け継がれることもあると思っています。

さあ、盆踊りまでの期間は、一人でも多くの方に源光寺からのYouTube配信を視聴していただけるよう、広報活動などの準備に入ります。今日は、その案内はがき358通投函し、県内外に発送しました。まさに「なげくだけでなく、新たな創造を」続けていきます。皆さまの応援が、源光寺の原動力になります。

投稿者について

福間 玄猷

1971年生まれ。本願寺派布教使・源光寺第14代住職 別名「絵本のお坊さん」 大阪府茨木市出身。平成8年三次市・源光寺へ入寺。《様々な経験を持った人々が集い、信頼できる温かなつながりを育む》そのような交流館を目指して、赤ちゃんからご年配の方まで世代を超えた活動を続けている。寺院や福祉施設はもちろん、各地の学校や保育所、コミュニティーセンター・いきいきサロンなどに招かれ、「いのち・こころ・真実を見つめる」ご法話や講演を重ねている。また、「子育て支援」「アドバンスケア・プランニング」「グリーフケア」を柱にした研修会も好評。子どもたちと富士山登山を3度完遂。グリーフケアアドバイザー1級/発達障害コミュニケーション初級指導者/つどい・さんあい 運営委員

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA