去る7月15日の投稿で「盆踊りに変わる楽しい行事をご提案いただけませんか?」とお尋ねしました。FacebookやTwitterの投稿をご覧いただいた柳衛さんやニコラさんなど数人の方から新しいアイデアを寄せていただくことが出来ました。とてもう、れしかったです。本当に有り難うございました。
同日夜の会議に出席しました。「周囲が行事を中止をしているから、お寺も中止だ」との思考停止だけは、避けたいと思っていました。新型コロナ騒動の中であっても何が出来るか、いくつかの具体案を提案してみました。経費・準備期間・関わる人員に加え、新型コロナ感染状況の予想など、様々な観点から役員さんと協議を重ねました。
最終的には「新型コロナ変異株に対する感染防止のために、皆さんと集い踊る盆踊りは中止とする。門信徒会・仏教婦人会各地区役員さんにお参りをいただき、昨年同様本堂でのお勤めとご法話をさせていただく。その模様を後日YouTubeで配信する」こととなりました。
お寺の盆踊りとして一番の基本である盆法座(=本堂でのお勤めとご法話聴聞の場)を発信できることになり、みんなで(ベストとは言えないが)ベターな結論が出せてほっとしています。お寺が抱える諸課題を住職や寺族だけで決めるのではなく、ご門徒さんに相談ができ、課題を共有し、議論し、結論を見いだすことが出来る。そのプロセスが、私にとってはとてもうれしいのです。その場で共有した願いは、きっとまた別のタイミングで思い出され、違った形で受け継がれることもあると思っています。
さあ、盆踊りまでの期間は、一人でも多くの方に源光寺からのYouTube配信を視聴していただけるよう、広報活動などの準備に入ります。今日は、その案内はがき358通投函し、県内外に発送しました。まさに「なげくだけでなく、新たな創造を」続けていきます。皆さまの応援が、源光寺の原動力になります。