おいしいブドウのお供えを 有り難うございました

2022年9月11日

「阿弥陀さまにお供えください!」
仏教婦人会の方が、箱入りのブドウをお持ちくださいました。
毎年、この時期にお供えいただく方です。
(今年も天候が不順だったから、色々大変だっただろうな)と思いながら、
「有り難うございます。阿弥陀さまにお供えさせていただきます」
とお礼を申しあげました。
このブドウは、妹さんのお宅でつくっておられるぶどうだとお聞きしたことがありました。

数日後、地元の三次ワイナリーにお土産のワインを買いに行きました。
ご法話に寄せていただくお寺さまへのお土産です。
その時、陳列棚のPOPに目が行きました。そこには、木津田農園と書いてありました。

実は木津田農園は、三次ワイナリーの契約農家の一つとして、ワイン用ブドウの生産もされているようです。木津田農園で栽培されたブドウを使ったワインが、2015年全国コンクールで金賞を受賞。さらに、2019年には、英国のワインコンテストで銀賞を獲得とも書いてありました。

世界規模の評価を受けるブドウが、こんな近くで栽培されているなんて。
また、そのように丹精込めて栽培されているブドウをこうしてお供えいただけるなんて。
それらのことを全く知らなかった私。
いくつもの事実にびっくりしながら、お供えいただいた方にも改めてお礼のお電話をかけさせていただきました。三次にもいろんな分野の匠がいらっしゃるのだと、うれしくなりました。

家族でそのブドウを半分ほど食べてしまってから、(あ、写真に撮っておけばよかった)と後悔しました。

もちろんお寺さまにお持ちしたのは、その木津田ワインです。

■ご紹介:木津田農園
https://www.miyoshi-dmo.jp/kizuta/

投稿者について

福間 玄猷

1971年生まれ。本願寺派布教使・源光寺第14代住職 別名「絵本のお坊さん」 大阪府茨木市出身。平成8年三次市・源光寺へ入寺。《様々な経験を持った人々が集い、信頼できる温かなつながりを育む》そのような交流館を目指して、赤ちゃんからご年配の方まで世代を超えた活動を続けている。寺院や福祉施設はもちろん、各地の学校や保育所、コミュニティーセンター・いきいきサロンなどに招かれ、「いのち・こころ・真実を見つめる」ご法話や講演を重ねている。また、「子育て支援」「アドバンスケア・プランニング」「グリーフケア」を柱にした研修会も好評。子どもたちと富士山登山を3度完遂。グリーフケアアドバイザー1級/発達障害コミュニケーション初級指導者/つどい・さんあい 運営委員

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