ちがいがわかる男 妻の車を定期点検に

2022年10月5日

今日は昼からの法務を済ませ、東広島へ片道1時間程度のドライブでした。日中、学校職員として勤務している妻の車を、私が代わりに定期点検に出すためだったのです。

一言で車と言っても、普通自動車と軽自動車では、いろんな違いがありますね。車高・座席の高さ・視線の高さ・アクセルやブレーキの踏み具合・ハンドルの取り回し・チェンジレバーやサイドブレーキの位置・車周辺の見え方など・ドリンクホルダーの位置など・・・。こんなに数多くの違いがあるのだと実感しました。その中でも、特に上り坂や追い越し時の加速具合は、日頃、普通自動車に乗っている私にとって、じれったさを感じるほどの違いがありました。

妻の軽自動車に乗ることで、いろんな気づきや発見があったひととき。点検を無事に済ませ、帰り道を運転しながら、ふと、「日常生活の中で仏教のお話を聞くこと」の意味を考えました。

「そうか、人間が人間をみているのと、仏さまが人間を見ているのとでは、当然違いがある。私たちは、つい、私は00だ、世の中は00だ、と思い込んでしまい、人間の見方しかできていない。だからこそ、人間ではない仏さまからは、私や世の中がどう見えているのかと聞かせてもらうことに意味があるのだ!」

投稿者について

福間 玄猷

1971年生まれ。本願寺派布教使・源光寺第14代住職 別名「絵本のお坊さん」 大阪府茨木市出身。平成8年三次市・源光寺へ入寺。《様々な経験を持った人々が集い、信頼できる温かなつながりを育む》そのような交流館を目指して、赤ちゃんからご年配の方まで世代を超えた活動を続けている。寺院や福祉施設はもちろん、各地の学校や保育所、コミュニティーセンター・いきいきサロンなどに招かれ、「いのち・こころ・真実を見つめる」ご法話や講演を重ねている。また、「子育て支援」「アドバンスケア・プランニング」「グリーフケア」を柱にした研修会も好評。子どもたちと富士山登山を3度完遂。グリーフケアアドバイザー1級/発達障害コミュニケーション初級指導者/つどい・さんあい 運営委員

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