各地へ『御堂さん」が届く 仏縁の種まきが続く

2022年10月27日

移りゆく季節を感じながら、昨日・今日の2日間で『御堂さん』11月号を配り終わりました。
『御堂さん』は、大阪の津村別院(浄土真宗本願寺派)が発行している月刊誌です。
「わしゃー、仏法はよう伝えんが、お墓の守は任せんさい」
これが祖父の口癖でした。その祖父が、それぞれのご家庭での仏法相続を願ってお届けを始めました。今から30年ほど前になります。
さらに、今はコロナの影響下ですから、お寺での活動が充分に出来ません。せめて、この文書伝道を通して源光寺とのご縁が続き、仏縁が次世代へ受け継がれることを強く願っているのです。

源光寺では毎月285部を、ご門徒や仏教婦人会の皆さまに無料でお届けしております。
私がバイクで手配りするのは、80通ほど。
地域の方(11人)に配っていただくのが、合計100部。
郵便でお届けするのが、91部。

『御堂さん』の中身は、著名人の体験談やお経の解説・ご法話、ジグソーパズルやマンガ・川柳・料理・エッセイなど、どの年代でも読みやすい構成になっています。中でも「仏事の小箱」は大好評で、「届いたら一番に読んでいます」というお声を多く耳にします。
また、毎月「住職雑感」を挟んでおり、その時々の源光寺の様子や行事予告などをお伝えし、皆さまにとって、少しでも身近なお寺になればと願いながらお配りしています。

今月も『御堂さん』が無事にお届け終わって、ホッとしています。

投稿者について

福間 玄猷

1971年生まれ。本願寺派布教使・源光寺第14代住職 別名「絵本のお坊さん」 大阪府茨木市出身。平成8年三次市・源光寺へ入寺。《様々な経験を持った人々が集い、信頼できる温かなつながりを育む》そのような交流館を目指して、赤ちゃんからご年配の方まで世代を超えた活動を続けている。寺院や福祉施設はもちろん、各地の学校や保育所、コミュニティーセンター・いきいきサロンなどに招かれ、「いのち・こころ・真実を見つめる」ご法話や講演を重ねている。また、「子育て支援」「アドバンスケア・プランニング」「グリーフケア」を柱にした研修会も好評。子どもたちと富士山登山を3度完遂。グリーフケアアドバイザー1級/発達障害コミュニケーション初級指導者/つどい・さんあい 運営委員

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