心身相関 順調に進むトレーニング 

2022年11月22日

再び夢が持てるようになりました。また、富士山登山が出来るかな?

2014年の3度目の富士山登山。その下山中に私は気づきました。
「もう、2度と富士山は登れない!」
股関節の痛みがひどかったからです。引率者でありながら、本隊から大きく遅れて、ガイドさんのお世話になりながら下山するありさま。

それ以来、富士山登山をあきらめ、「源光寺山歩きの会」を結成し、年に2回の日帰り山行を重ねてきました。ところが、その日帰り山行も、往復のレンタカーを運転してくださる方がいらっしゃらなくなりました。急遽、私が運転することもありましたが、往復の運転と山行だと自分の体力に自信がありません。だからその時は、送迎のみにさせてもらい、みんなが山にいる間は休憩をさせてもらっていました。

在籍メンバーが年を重ねていく一方、若いメンバーが増えません。いつまで「山歩きの会」を継続できるか、心配になっています。そろそろ、来年一年間の予定も立てなければなりません。

そんな折、「加美川クリニック」併設ジムでのトレーニングが始まりました。
この日は6回目。
これまでの我流のトレーニングでは、必ず痛みが出ていた私でしたが、今回のジムでのトレーニングでは、一度も股関節の痛みが出ていません。
これは、私にとって、飛び上がるほどうれしいことです。
まだ、一ヶ月も経ちませんから目に見える変化はありませんが、体の安定にともない心の安定・気力の充実を感じる機会が増えています。

先日の報恩講参りで、こんな問いかけを受けました。
「玄猷先生、もう富士山には登らないんですか?」
それは、当時源光寺サマースクールで2度も富士山に登ったことがある娘さんでした。(今は社会人)
「また、登ることがあったら声をかけてください。たぶん、あの時登った友だちも行くと思いますよ!」
このタイミングで、このような問いかけを受けるのは、何かの縁を感じました。
そう言えば、ある時、娘もつぶやいていました。
「お父さん、もう富士山には登らないの?」
息子は小学校6年生の時に一緒に登りましたが、娘はタイミングを逃していて、まだ登ったことがないのです。これまで娘の話題に全く出なかったので、その気はないのだと思い込んでいましたが、やはり登ってみたい気持ちがあるようでした。

これまでは、何かと登れない理由をあげていましたが、今回のジムでのトレーニングが順調に重ねられたら、再度の富士山登山も夢ではなくなるかも知れません。これからの自身の変化を楽しみながら、トレーニングに励もうと思います。

写真は、2009年(2回目)と2014年(3回目)の富士山登山の一コマ

投稿者について

福間 玄猷

1971年生まれ。本願寺派布教使・源光寺第14代住職 別名「絵本のお坊さん」 大阪府茨木市出身。平成8年三次市・源光寺へ入寺。《様々な経験を持った人々が集い、信頼できる温かなつながりを育む》そのような交流館を目指して、赤ちゃんからご年配の方まで世代を超えた活動を続けている。寺院や福祉施設はもちろん、各地の学校や保育所、コミュニティーセンター・いきいきサロンなどに招かれ、「いのち・こころ・真実を見つめる」ご法話や講演を重ねている。また、「子育て支援」「アドバンスケア・プランニング」「グリーフケア」を柱にした研修会も好評。子どもたちと富士山登山を3度完遂。グリーフケアアドバイザー1級/発達障害コミュニケーション初級指導者/つどい・さんあい 運営委員

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