雨が降り びおらが根付いた

2022年11月26日

時雨という言葉があるように、いつもなら秋雨前線が停滞し昼間でも肌寒さを感じることの多いこの時季ですが、この秋は穏やかな晴天が続きました。11月とは思えないほどの温かさも感じました。

ですから、紅葉狩りなどの行楽にはもってこいだったようですが、畑で野菜を作っている方にとっては、水やりが大変だったそうです。それだけ、雨が少なかったようです。

先日、「樹木葬型公園墓地びおらの丘」では、本格的な冬に向けて、ベゴニアを抜き、びおらの植え替えを行いました。その後の雨を心待ちにしていましたところ、2日後に雨が降り、今日も1時間ほどでしたが雷を伴った雨が降りました。
これで、びおらがしっかりと根付いてくれるでしょう。

これからは、納骨やお墓参りなどでおいでになる皆さまを、びおらの花が優しく迎えてくれます。
「公園みたいですね」「見晴らしが良く、明るい場所ですね」「お墓のイメージが変わりますね」
おいでになった皆さまの声です。ささやかでも、心落ち着く場が提供できることに喜びを感じています。

雨さん!有り難う。

投稿者について

福間 玄猷

1971年生まれ。本願寺派布教使・源光寺第14代住職 別名「絵本のお坊さん」 大阪府茨木市出身。平成8年三次市・源光寺へ入寺。《様々な経験を持った人々が集い、信頼できる温かなつながりを育む》そのような交流館を目指して、赤ちゃんからご年配の方まで世代を超えた活動を続けている。寺院や福祉施設はもちろん、各地の学校や保育所、コミュニティーセンター・いきいきサロンなどに招かれ、「いのち・こころ・真実を見つめる」ご法話や講演を重ねている。また、「子育て支援」「アドバンスケア・プランニング」「グリーフケア」を柱にした研修会も好評。子どもたちと富士山登山を3度完遂。グリーフケアアドバイザー1級/発達障害コミュニケーション初級指導者/つどい・さんあい 運営委員

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