■2022年源光寺報恩講法座ご法話 その1
https://www.youtube.com/watch?v=sP4BV6ZbDnY
この動画は、2022年12月に源光寺でお勤めした報恩講法座の一コマで、本願寺派布教使・朝枝暁範先生(北広島町)のご法話(朝席・前半)です。
報恩講とは、浄土真宗の宗祖である親鸞聖人を偲ぶご法事です。
浄土真宗寺院だけでなく、ご家庭や地域でも大切に報恩講参りが相続されてきました。
その歴史は、700年以上です。
源光寺では、12月にお勤めしました。
ご講師は、本願寺派布教使・朝枝暁範先生(北広島町本立寺ご住職)です。
源光寺では、第12代弘道住職の時代から何度もご縁を結んでいただいている先生です。
黒板に絵を描きながらわかりやすくお話してくださるので、思い出深い先生のお一人です。
朝枝先生は、
親鸞聖人「御臨末の御書」をご讃題として拝読されました。
冒頭には、それぞれの花が散りゆく様を現した言葉を紹介なさりながら、
日本語の豊かさと咲ききった花を愛でる心の豊かさも、重ねてお示しになりました。
さらに、花の姿を通して私のいのちを問うことの大切さを説かれ、
「生死(しょうじ)の問いは今」
として、先延ばしにするものではないことを強調されました。
また、浄土真宗仏光寺派の法語を取り上げ、余生を「余った人生」とするのではなく、
「余すことなく、力いっぱい生きぬく人生」
と、聞かせていただく喜びと心強さを吐露されました。
煩悩からはなれられない私だからこそ、「われにまかせよ!」と阿弥陀如来に呼びかけられている慶びに出会うことが出来たのですね。それは、90年にわたるご生涯とその求道のおかげなのですね、と親鸞さまをお慕いなさいました。
この動画視聴を通して、浄土真宗の教えがお葬儀・ご法事の単なる道具ではなく、苦悩を抱える人生の確かなよりどころとして受け止めていただけるものと思っています。
いつでも・どこからでも・何度でもご視聴・お聴聞いただけます。
さらに、若い世代にもご紹介ください。
コロナ下でも法灯を絶やさない源光寺の取り組みを応援していただけると、うれしいです。
(法話配信にご協力頂いた朝枝先生にも、心よりお礼を申しあげます)
■2022年源光寺報恩講法座ご法話 その1
https://www.youtube.com/watch?v=sP4BV6ZbDnY