人前で話をする時のポイントは、聞いている人が頭の中でイメージ出来るように話すことだそうです。
うさぎ年の今年。年頭の挨拶には、干支のうさぎにちなんだ言葉が見られます。
世代や立場を超えてより多くの人が同じようにイメージ出来る素材の一つとして、動物はとても有効ですね。
それは、身近な動物であればあるほどそのイメージの再現性が高まりますし、一人ひとりが語る際もより伝わりやすくなりますね。
また、いつでも自分の方向性を確認できますから、目先の利益や困難・我欲に自分を見失うことなく毎日を過ごすことが出来るようになると思います。
では、あなたは、今年一年どのように生きていきたいですか?
身近な動物に当てはめて、語り合ってみて下さい。
ちなみに私は、今年を「蛇」のように生きてみたいです。
蛇は成長の過程で脱皮をするため、これを復活と再生の象徴と受け止めることに、自分自身を重ねてみました。
以下は、年頭(2023年)の挨拶の一部です。
「「癸卯」は「厳しい冬が去り 春の兆しが訪れる」、「これまでの努力が実り、芽吹き始める」といった年を予感させます」丹青社
「ウサギのように元気に跳ねて大きく飛躍できる明るい年にしていければと考えています」東京都多摩区
「うさぎ年は、その跳躍する姿から「飛躍」、「向上」を象徴するものとして親しまれてきました。 (中略)当社の更なる「飛躍」、「向上」につながる1年にしたいと考えています」伊藤忠商事
「2023年の干支は、「癸卯」(みずのとう)です。これは、「自らのよりどころとする基準や進むべき道をしっかりと見定めたうえで考え行動し、新たな発展へと向かう年」と解釈されます」全国銀行協会
「大地を跳びはねる兎の如く、困難な時代の荒波を跳び越える飛躍の一年となりますよう、皆さんの活躍に期待をいたしております」東京都
「卯年の守り本尊は文殊菩薩ということで、全教職員と文殊の知恵を出し合って、今年1年を乗り切っていきたいと思います」京都大学
「立てた今年の目標に「獅子搏兎(ししはくと)」で取り組んで頂きたいと思います。簡単なことでも全力で取り組むことが物事を成し遂げる近道です」滋賀県立大学
「ウサギのようにかわいく、俊敏でなければいけない」二階俊博元幹事長