亡き人に、再び会いたいと思ったことはありませんか?

2023年1月16日

あなたは、大切な方との別れを経験したことがありますか?
その後、日常生活の中で、亡き方の気配を感じたり、声が聞こえたり、思い出がよみがえったり、亡き方が好きだった歌を口ずさんだりしたことがありますか?

確かに亡き方の体はなくなりましたが、あなたは「亡き方に支えられて、今を生きている」ことになりますね。
それは、「亡き方が、今も私の中に生きている」と表現することが出来ますね。

それでも、時には、亡き方とリアルにもう一度会いたいと強烈に思うことがありませんか?
私も、あります。
新型コロナ騒動に加えて、ロシアとウクライナの戦争がまもなく一年を迎えようとしています。
自他共に悲しく、不安定な日々を生きている今、
親鸞さまはこの私にどんな声をかけてくださるだろうか、
ただいまの世の中をどのようにご覧になるだろうか
と、娑婆(=この世)でお目にかかることを強烈に願っているのです。

今日1月16日は、親鸞さまのご命日です。なお、今年は親鸞聖人ご生誕850年にあたります。こちらの絵は、広島市出身の油彩画家・武永槇雄先生がお描きになった「親鸞聖人御一代」の一つです。親鸞さまを偲んで、源光寺本堂に掲げてあります。

さらに、明日1月17日は、1995年阪神淡路大震災の28年目を迎えます。

投稿者について

福間 玄猷

1971年生まれ。本願寺派布教使・源光寺第14代住職 別名「絵本のお坊さん」 大阪府茨木市出身。平成8年三次市・源光寺へ入寺。《様々な経験を持った人々が集い、信頼できる温かなつながりを育む》そのような交流館を目指して、赤ちゃんからご年配の方まで世代を超えた活動を続けている。寺院や福祉施設はもちろん、各地の学校や保育所、コミュニティーセンター・いきいきサロンなどに招かれ、「いのち・こころ・真実を見つめる」ご法話や講演を重ねている。また、「子育て支援」「アドバンスケア・プランニング」「グリーフケア」を柱にした研修会も好評。子どもたちと富士山登山を3度完遂。グリーフケアアドバイザー1級/発達障害コミュニケーション初級指導者/つどい・さんあい 運営委員

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