仏華を避難 あるものを再利用

2023年1月25日


今日は、昨日の予報通り雪が降りました。12月下旬頃と同じ程度の積雪でした。
こちらでは、大雪警報が出ており学校が休校になりましたが、お寺に来られるご門徒さんや配達業者そして郵便屋さんのために、朝から親子で雪かきをしました。雪かきを一旦済ませて帰ってみると、広島だけでなく各地広範囲にわたって様々な被害が報道されていました。

昨晩は、水道の水を出したり、湯沸かし器の水抜きをしたり、外の水道にタオルを巻くなどの対策をして休みました。
本堂内陣の仏花は水の凍結をふせぐために、家族がいるリビングに運びました。おかげで、凍結を防ぐことが出来ました。仏花が痛むことなく元気でしたので、ホッとしました。
実は、これまで冬になると必ず一度は仏花の水が凍り、当然仏花もしおれて処分せざるを得なかったのです。いつも仏花を生けている花瓶は、とても大きく重たいものですから移動することをあきらめていたのです。

けれど、今年はふとしたアイデアが浮かんだのです。
花瓶の中落としに使っている銅製の花入れを抜いて、運び出すことを思いついたのです。
あるものを再利用したことで、花を入れたまま移動できますから水の凍結もなく、仏花も長持ちしています。我ながら、いいアイデアだと自画自賛しています。

さて、仏花を運び出す際に使ったものとは、いったいなんでしょうか?

投稿者について

福間 玄猷

1971年生まれ。本願寺派布教使・源光寺第14代住職 別名「絵本のお坊さん」 大阪府茨木市出身。平成8年三次市・源光寺へ入寺。《様々な経験を持った人々が集い、信頼できる温かなつながりを育む》そのような交流館を目指して、赤ちゃんからご年配の方まで世代を超えた活動を続けている。寺院や福祉施設はもちろん、各地の学校や保育所、コミュニティーセンター・いきいきサロンなどに招かれ、「いのち・こころ・真実を見つめる」ご法話や講演を重ねている。また、「子育て支援」「アドバンスケア・プランニング」「グリーフケア」を柱にした研修会も好評。子どもたちと富士山登山を3度完遂。グリーフケアアドバイザー1級/発達障害コミュニケーション初級指導者/つどい・さんあい 運営委員

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