仏教婦人会役員会を開催 どうなる?次期会長

2023年2月3日

日本全体の課題であるように、地元の三次市も少子・高齢・過疎のまっただ中です。
あらゆる組織の継続や運営が難しくなっています。
それは、お寺も例外ではありません。

お寺には、いくつかの教化団体があります。
源光寺の場合は、門信徒会と仏教婦人会、そしてルンビニー子ども会があります。
門信徒会や仏教婦人会は、それぞれ会長始め役員さんが中心となって運営してくださっています。
住職である私も、事務局を兼ねて関わっています。
その私が、数年に一度頭を抱えることがあります。
それは、本部役員の改選期です。
それぞれの規約には任期が決められていますが、なかなか次の世代にバトンタッチすることが難しくなっています。その他にも、こんな背景があります。

・若い世代が近くにおられないので、現役員さんが年を重ねて退会されると次世代に引き継げない。
・定年が延長されることで、次に役員を担える人が少なくなる。
・若い方がおられても、組織に入ることを敬遠される。
・それぞれの性格や体調さらにご家族の介護など、他人から見えにくい問題を抱えておられるので、無理強いは出来ない。

「役員を受けてください」「00してください」と言う前に、
少しでも参加したくなる教化団体へと、さらに工夫を重ねていきたいです。
本部役員改選という重たい議題ですから、せめてケーキでも準備して明るい気持ちで会議を進めていきたいです。

あなたのお寺では、役員改選や教化団体運営についてどんな工夫をされていますか。
ぜひ、前向きなお声を聞かせて下さい。

投稿者について

福間 玄猷

1971年生まれ。本願寺派布教使・源光寺第14代住職 別名「絵本のお坊さん」 大阪府茨木市出身。平成8年三次市・源光寺へ入寺。《様々な経験を持った人々が集い、信頼できる温かなつながりを育む》そのような交流館を目指して、赤ちゃんからご年配の方まで世代を超えた活動を続けている。寺院や福祉施設はもちろん、各地の学校や保育所、コミュニティーセンター・いきいきサロンなどに招かれ、「いのち・こころ・真実を見つめる」ご法話や講演を重ねている。また、「子育て支援」「アドバンスケア・プランニング」「グリーフケア」を柱にした研修会も好評。子どもたちと富士山登山を3度完遂。グリーフケアアドバイザー1級/発達障害コミュニケーション初級指導者/つどい・さんあい 運営委員

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