ピンチはチャンス!? ご法事の一コマ

2023年2月17日

3月13日から、マスク着用が個人の判断にゆだねられるようです。
なぜ13日からなのか、その根拠は聞いていません。
あなたは、その根拠をご存じでしょうか?
政府には、新型コロナに関する3年間をぜひ検証して頂きたいです。
「喉元過ぎれば熱さを忘れる」となってはいけません。
東京オリンピックについて、ようやく様々な闇が明らかになりつつあるように、
新型コロナに関わる政策のふり返りをしっかりしていただき、今後の対策に活かしていただきたいと思います。

新型コロナ以降、お葬儀やご法事は、まさに家族だけの参拝が続いていましたが、ここ最近は感染者の減少により、お参りくださる方の人数が少しずつ増えてきました。
お通夜・お葬儀に参拝できなかった方々が、満中陰や1周忌・3回忌のご法事にお参りくださるようになってきました。
「ようこそお参りくださいました」
「ようやく参れました。その後、元気でしたか?」
と、当家とご親族の間でお互いをねぎらう声があちこちから聞こえてきます。

会えなかったからこそ、会えるようになった感動が大きいですね。
亡くなられたことで、生前の存在の大きさや遺された言葉の重さをしっかり思い起こすことが出来ますね。そう考えると、新型コロナ騒動というピンチは、数々の大切なことを気づかせるチャンスだったのかも、とふり返ることが出来ますね。

どうぞ、一人でも多くの方に声をかけて、ご法事をお勤めください。
そして、お参りされた方とともに故人を偲ぶ時間を大切にお過ごしください。
さらに、故人が遺してくださった「仏さまの教え」にも耳を傾けてくださいね。

投稿者について

福間 玄猷

1971年生まれ。本願寺派布教使・源光寺第14代住職 別名「絵本のお坊さん」 大阪府茨木市出身。平成8年三次市・源光寺へ入寺。《様々な経験を持った人々が集い、信頼できる温かなつながりを育む》そのような交流館を目指して、赤ちゃんからご年配の方まで世代を超えた活動を続けている。寺院や福祉施設はもちろん、各地の学校や保育所、コミュニティーセンター・いきいきサロンなどに招かれ、「いのち・こころ・真実を見つめる」ご法話や講演を重ねている。また、「子育て支援」「アドバンスケア・プランニング」「グリーフケア」を柱にした研修会も好評。子どもたちと富士山登山を3度完遂。グリーフケアアドバイザー1級/発達障害コミュニケーション初級指導者/つどい・さんあい 運営委員

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