小太郎が下痢!丁寧な診察と診断結果に安堵

2023年2月20日


源光寺には、優秀な番犬がいます。
小太郎と言います。
お客様が境内に入られると、吠えて教えてくれます。
でも、日頃から出入りする人には吠えません。頭がいい犬です。
(でも、私が酔って帰ってくると、なぜか吠えます!!)

その小太郎が、下痢をしたのです。
2日ほどで治まるかと思っていましたが、その気配がありません。小太郎の下痢が続きました。
これまでは、犬小屋の近くでうんちをすることはありませんでした。
散歩の途中にしかしていませんでした。
ところが、朝いつも通り散歩に行こうとすると、犬小屋の近くにすでに下痢を出していました。
もう、固まりは見えない様子でした。よっぽどしんどかったのでしょう。
さすがに気になった私は、その日、動物病院に連れて行くことにしました。

従来の場所から新築・移転された病院です。
ほかの犬や人を噛んではいけないので、念のためガードを付けられ、診察室に連れて行きます。
ただ、初めての場所ですから、小太郎は落ち着きません。診察室から出ようとします。
「お父さん、小太郎ちゃんを抱えて診察台にあげられますか?」
「今から体重を量りますから、お父さん押さえていて下さいね」
「はい、体重は量れました」
「前回からは日にちがしばらく空いていますので、詳しい検査のために今から血液を採り検便もしましょう。小太郎ちゃんは怖がっているようですから、お父さんもここに一緒にいてあげて下さい。その方が小太郎ちゃんも安心すると思います」
初め、「お父さん」と呼ばれ誰のことかと思いましたが、どうやら私のことでした。
それに影響されたのか、処置中は、身体をなでながら、「大丈夫!!」「いい子にしてるね」「もう少し」「偉いねえ」などと、小太郎に声をかけていた私です。
小太郎もおとなしくしており、処置は短時間で終わりました。
その後の待ち時間は長かったですが、大きな病気はなかったと検査結果を丁寧に教えてくださいました。

娘が小学校3年生の頃から飼いはじめた小太郎。
もう13年ほど経っているので、犬の年齢とすれば高齢になりますね。
そんなこともあり、何か重大な病気かもしれないと心配しましたが、おそらく急性胃腸炎でしょうとのことでした。私たちと同じように、抗生物質の錠剤と整腸剤のカプセルが一週間分処方されました。あれから、もう数日経ちますが、下痢も止まり元気に散歩に行っています。

もうしばらく、源光寺の番犬をつとめてくれるようです。安心しました。
(大坂でがんばっている娘(=飼い主)にも、経過報告をしました)

投稿者について

福間 玄猷

1971年生まれ。本願寺派布教使・源光寺第14代住職 別名「絵本のお坊さん」 大阪府茨木市出身。平成8年三次市・源光寺へ入寺。《様々な経験を持った人々が集い、信頼できる温かなつながりを育む》そのような交流館を目指して、赤ちゃんからご年配の方まで世代を超えた活動を続けている。寺院や福祉施設はもちろん、各地の学校や保育所、コミュニティーセンター・いきいきサロンなどに招かれ、「いのち・こころ・真実を見つめる」ご法話や講演を重ねている。また、「子育て支援」「アドバンスケア・プランニング」「グリーフケア」を柱にした研修会も好評。子どもたちと富士山登山を3度完遂。グリーフケアアドバイザー1級/発達障害コミュニケーション初級指導者/つどい・さんあい 運営委員

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