さわやかな若葉晴れ 池の手入れも気持ちいい

2023年5月10日

ここ数日、青空に若葉が映える爽やかな天気が続いています。今日は、珍しくお参りがない一日でした。事務仕事を終えて久しぶりにジムに行こうかと思ったのですが、これほどよい天気なら外にいる方が気持ちがいいなあと思い、源光寺の池の手入れをすることにしました。

昨年の冬には「モネの睡蓮計画」と名づけて、役員さんの手もお借りして大がかりな睡蓮の間引き作業に取り組みました。すると、今年は今まで以上に元気な睡蓮が生い茂っています。トホホ。

前回は、ポンプを使って池の水を10センチ程度抜いてから、草刈り機を担いで中に入り刈り上げてもらいました。しかし、足下がおぼつかない私は同じ事は出来ません。きっと、草刈り機を担いだまま、泥に足下を取られて埋まってしまうでしょう。

「やはり、葉っぱばかりの睡蓮を見るしかないのか!」

と半ばあきらめていましたが、今回は片手に杖代わりのデッキブラシを持ちながら草刈り鎌で葉っぱだけを刈り取るようにしてみました。一人の手作業ですから少しの量しか刈れませんが、水面の見える範囲が増えますので池の中まで光が注ぎ、睡蓮の花付きがよくなるのではないかと期待をしています。

「どこかに水抜きがないですか?」
と、お寺にお参りくださる方の中にも、この池を気にかけてくださる方がおられます。
父にも確認してみましたが、もうわからなくなっているとのことでした。

理想としては、一旦泥を全て掻き出してから再度水を張り睡蓮鉢をいくつか埋めるように考えていました。業者さんに大まかな見積もりをしてもらうと、重機代も含めて少なくとも400万円はかかるとのことでした。その金額と工程の難しさとお聞きした時、「モネの睡蓮計画」は夢と終わってしまったのでした。これからは、私が出来る範囲でこの池を維持していきたいと思います。

投稿者について

福間 玄猷

1971年生まれ。本願寺派布教使・源光寺第14代住職 別名「絵本のお坊さん」 大阪府茨木市出身。平成8年三次市・源光寺へ入寺。《様々な経験を持った人々が集い、信頼できる温かなつながりを育む》そのような交流館を目指して、赤ちゃんからご年配の方まで世代を超えた活動を続けている。寺院や福祉施設はもちろん、各地の学校や保育所、コミュニティーセンター・いきいきサロンなどに招かれ、「いのち・こころ・真実を見つめる」ご法話や講演を重ねている。また、「子育て支援」「アドバンスケア・プランニング」「グリーフケア」を柱にした研修会も好評。子どもたちと富士山登山を3度完遂。グリーフケアアドバイザー1級/発達障害コミュニケーション初級指導者/つどい・さんあい 運営委員

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