久しぶりにめまいが出た。今年1月には、就寝時と起床時に目の前がグルグル回るめまいがでた。耳鼻科を受診すると、めまい以外にしびれや痛みなどがないなら耳石の影響だろうと言われた。今回は、突然頭がズンと重くなり、少し熱を持った感覚になり、目の前の(目を閉じていても)映像が流れる感覚になる。1分ほどしたら症状はなくなる。ただ、歩いている時も少しフラフラするので、壁や手すりを持ちながら歩くことになる。これと言って思い当たる原因はなく、強いて言うならパソコン仕事、時にマウス操作が比較的多くなっていたかもしれない。
時折お世話になる接骨院に連絡し、翌日診てもらうことができた。実は、めまいは様々な原因が隠れている事があるので、接骨院で全てを解明することが難しい。ただ、痛みや嘔吐やしびれがないことと合わせて今日の触診でわかることは、肩甲骨周りと肩の左右の凝りが偏っていること、頸椎の若干のずれがある事からのめまいではないかと教えてくださった。数回通うようにアドバイスをもらった。また、今夏の強烈な気温とその後の急激な変化で、持病が再発したり体調崩す人がここ数週間で増えていることも聞かせてもらった。
50代という年齢からまだ自分は若くて大丈夫と思っていたが、案外影響を受けているのかもしれない。前日のお葬式では、「1ヶ月ほどは心身にも変化がありますので、くれぐれも気をつけてお過ごしください」と申し上げたが、他人事ではないなと感じた。このめまいをきっかけに、しばらく忘れていた身体の養生について思い出したし、通常は複雑な仕組みと絶妙なバランスで健康が維持されていたことに気づかされた。また、今回お世話になった接骨院の先生のように、不調になっても改善を試みる仕組みや制度があることにも改めて感謝した私である。
今日明日は、この時期としては異例の大雨である。あなたも充分ご自愛のうえ、お過ごしください。